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【今さら聞けない!?】インスタやTikTokで不動産のSNS集客ができるのか!?

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【今さら聞けない!?】インスタやTikTokで不動産のSNS集客ができるのか!?

インスタやTikTokなどのSNS集客に力を入れている不動産会社が増えてきています。

その一方で、

「SNSを不動産集客に活用してみたいが、何から始めたら良いかわからない。」

「SNS集客にどのような効果があるかわからない。」

「どのSNS媒体を使ってみたら良いかわからない。」

と言った不動産会社も多いのではないでしょうか。


そんな疑問を持った方でも、普段は様々なSNSをご自身ではよく見ているかもしれませんね。

しかしいざ、その投稿を挙げる側、集客を試みる側となると、どのSNSプラットフォームを利用したら良いのか、そして何からどう始めたら良いか頭を抱えてしまうでしょう。


実際に、不動産会社で、SNS集客を始めてみようか検討をされる方はぜひ、今回の記事を参考にしてみてください。

今回は、それぞれのSNS媒体の特徴や、集客効果について解説させていただきます!


<目次>
SNS集客の種類と効果
 流行のSNSの種類
 ポータルサイトとの違い
 ショート動画が流行中
 不動産業界でのSNSの効果
 SNSの効果を上げるためのコツ
どのSNS媒体が人気か?
 Instagramを使ってみたら?
 TikTokを使ってみたら?
 YouTubeを使ってみたら?
 Twitterを使ってみたら?
 Facebookを使ってみたら?
まとめ


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SNS集客の種類と効果

SNS集客・SNSマーケティングとは、InstagramやTikTokなど人気SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用してファンを獲得し、企業の売上・ビジネス成長につなげるマーケティング活動のことを指します。

SNS集客が注目されている理由としては、ポータルサイト出稿にかかる費用が上がっていたり、誰もがSNSを見ているという時代風潮があるためです。

新たな集客手法を不動産会社や賃貸管理会社が模索していることでしょう。

インスタやTikTokなどのSNSプラットフォームを活用したマーケティングは、コストをかけずに始められ、簡単に目に留まりやすい、誰もが活用しているというメリットがあります。

部屋探し、物件探しをしている人が何を求めているかという視点に立って、SNS集客いついて解説します。


流行のSNSの種類

流行のSNS、人気のSNSマーケティングは

1位:instagram(インスタグラム)

2位:YouTube(ユーチューブ)

3位:Twitter(ツイッター)

4位:TikTok(ティックトック)

5位:LINE(ライン)

です。

資料提供:インスタラボ 

SNSのユーザー数は全世界で46億人を超えています。

また国内におけるSNSの利用者数は8,000万人以上です。

人々のコミュニケーションツールとして欠かせなくなっているソーシャルメディアですが、特にLINE, Facebook, Instagram, Twitter, YouTube,TikTokの6大SNSは大きな割合を占め、利用者数は成長を続けています。

加えてSNSを活用する企業も年々増加しており、その利用企業数も成長を続けています。


ポータルサイトとの違い

ポータルサイトとSNSの大きな違いは、消費者側の情報の取り方が「能動的」か「受動的」か、にあります。

ポータルサイトは能動的、SNSは受動的となります。


ポータルサイトでは、物件を探している人がポータルサイト内で希望物件を検索します。

自分の意志やタイミングで行動しているので、検索で良い物件が見つかれば、来店につながり、成約に至る確率た高まります。

それに対して、SNSでは日常に何気なく利用する中で、受動的に物件情報に出会う形が一般的です。

このケースでは、SNSを利用している人=部屋探しユーザー、とは言えませんが、「いつか引っ越しをする時」に、過去に見たことのあるアカウントへ問い合わせる確率が高くなります。


つまり、SNS集客の場合は、短期的に成果を出すことは難しいものの、長期的な視点で見ると効果的であるケースがあります。

通常、これまでの不動産会社は、広告出稿による反響から来店までの割合を算出した"反響来店率"という指標で効果を検証しますが、SNS集客の場合は「長期的な視点」で効果があると言えるため、これまでの反響率の測定方法の概念が通用しません。

そこで、SNS集客の効果があったのかどうかが、1〜3ヶ月単位での反響集計では数値的にわかりにくいという視点があります。

よって、反響来店率を1~3カ月単位で算出する既存の反響率の検証で行うのではなく、長期的な視点が必要となります。

いかにそのSNS媒体が効果を上げているかという検証は、そのSNSサービスのサイト内で確認できるサービスもあり、最近では反響効果を確認できるサービスがとても充実してきています。


ショート動画が流行中

最近のSNSでは「部屋紹介」や「Room Tour」と題して、物件を紹介するショート動画が一般的です。

誰もがスマホで、隙間時間に何気なくショート動画を見るアプリを開いている、と言う状態はもう世代を問わず一般的になっています。

近年はSNSを見る人々にとっても、ショート動画を見るのが流行であり、SNSを上げる人々にとってもショート動画の活用が主流です。

これは時代の風潮と言っても良いでしょう。

不動産物件のショート動画では、仲介担当者がMCとなって物件内を回遊したり、動画内に音声を入れられたりと、アカウント(仲介事業者)の個性が全面に出るのが特徴的です。

音楽をつけて、お洒落なフォントのテロップを入れて、音声のナレーションを入れて短い動画を作って紹介するスタイルが人気になっています。


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不動産業界でのSNSの効果

ポータルサイトが「物件情報」を挙げて、物件の情報を詳細に伝えているのが特徴であるのに対して、SNSは「アカウント情報」を挙げており、その不動産会社の個性やブランド性や、サービス精神などが消費者に伝わりやすいという特徴があります。

つまりユーザーは「この物件に関心がある」という意識よりも、「この不動産会社を尋ねてみよう」「この不動産会社に関心がある」という視点を持つ可能性が高くなります。

つまり、消費者から「この人から部屋を借りたい」「この会社なら信頼できる」といった状況を生み出すことができ、会社のファン化を図ることができ、来店や成約につながりやすくなるというメリットがあります。


SNSの効果を上げるためのコツ

SNSの効果を上げるためには、以下のようなコツがあります。

これらのコツは、ユーザー目線で捉えるととても理解しやすいでしょう。

ぜひ発信する側としての視点でなく、そのSNSを見る側の視点で、またもしそのアカウントのファンになるとしたらという観点で捉えてみてください。


・長く続ける前述したように、SNS集客による効果は長期的に捉える必要があります。よって数ヶ月で効果がないと判断して諦めてしまうのではなく、短くとも1年間は続けてみるなど、長期的に反響を見て行きます。


・コンスタントに続ける:たまにアップされる、気まぐれでアップされるようなアカウントにファンができることはないでしょう。今すぐに物件を探していなくても、ユーザーにとっては「いつかのために」フォローしておくというケースが多いです。


・頻繁に投稿する:そのアカウントをフォローしようか迷う時に、全体のホーム画面を確認して、これまでにも興味深い投稿が続けられてきているのか、更新が頻繁かを確認するでしょう。更新が頻繁でないアカウントはフォローされにくいでしょう。


・同じ曜日や同じ時間帯に投稿する:毎日お昼休憩時間前に投稿する、毎晩20時に投稿する、など、投稿時間を決めているアカウントはフォローされやすくなります。特に、ユーザーがよくスマホを眺める時間帯を意識するのが効果的です。また、週一の投稿だとしても、毎週○曜日の○時と決めておくと、ユーザーにとって信頼があるだけでなく、投稿する人が投稿をし忘れたり、引き延ばしてしまったりする事がなくなります。


・サムネイル画像、投稿画像、タイトルに工夫をする:YouTubeならサムネイル画像、インスタ投稿ならページをめくるようなタイプの画像に統一感を持った工夫を、TikTokなどのショート動画では読みやすいテロップ挿入などを意識します。最近では、インスタやYouTube、ブログなどで、どのようにSNSを作成すると効果的かという情報がたくさん挙げられています。


・反響率や反響効果を測定する:投稿を長期的に、コンスタントに、頻繁に挙げる事ができたとしても、反響集計や効果測定ができていなければ、そのSNSが本当に効果があるかどうかを把握することができません。会社の規模にもよりますが、SNS集客を試みるのでしたら、単にSNSが得意そうな人に任せるだけでなく、WEBマーケティング部やWEBマーケティングチームを作り、効果を測定し続ける必要があります。


・流行の情報をキャッチし続ける:流行は日々更新され続けているのが、Webマーケティングの世界、SNS集客の世界です。他の媒体をチェックしたり、他の会社がどのようにSNSを活用しているか、また他の業種がどのようにSNS集客をしているかを意識していく必要があります。うっかりするとあっという間に時代遅れな投稿をしていることになりかねません。またセミナーや勉強会も無料のものから有料のものまで頻繁に開催されています。


・若手の社員に任せる:SNSのユーザー層を考えれば、若手の社員にSNS集客の担当を任せるのも1つでしょう。ただし、任せっぱなしでは効果を期待できず、チームで検証し続け、上部や管理職の立場の社員が内容をチェックして把握している必要があります。また、作成や投稿は若手の担当者に任せるものの、SNS集客にまつわるセミナーや講習会には、管理職や役職者も自ら積極的に参加して風潮や流行は知っている必要があります。


どのSNS媒体が人気か?

5つのSNS集客媒体について、集客効果と使い方をそれぞれ検証してみました。

それぞれのSNSプラットフォームを使った場合の効果についてまとめました。


Instagramを使ってみると?

Instagramは写真とビジュアルコンテンツに特化したSNSプラットフォームであり、不動産業界において魅力的な物件写真やビデオを共有するのに最適です。

ユーザーはハッシュタグを使用して特定の地域や物件の検索を行うことができ、インフルエンサーや不動産関連のアカウントをフォローすることで、新しい物件情報を入手することができます。


TikTokを使ってみると?

TikTokは短い動画コンテンツを共有するプラットフォームであり、特に若い世代に人気があります。

不動産業界では、クリエイティブな動画を活用して物件の魅力を伝えることができます。

TikTokの特徴的なハッシュタグやトレンドに乗ることで、より多くの人々に物件をアピールすることができます。


YouTubeを使ってみたら?

YouTubeはInstagramに次いで利用者の多いSNSです。

YouTubeはビデオ共有プラットフォームであり、詳細な物件ツアーやエキスパートのインタビューなど、より長いコンテンツを提供することができます。

不動産業界では、物件の魅力的なビデオを作成し、購買意欲を刺激することができます。

また、YouTubeはSEOにも強く、検索結果で上位に表示されると、多くの人々にアクセスされる可能性が高いです。

動画では多くの情報を得られることから、近年ではYouTubeで調べ物をするユーザーも増えてきています。

投稿者側としても、テキストや画像だけでは伝えにくい内容をわかりやすく伝えるツールとしてYouTubeに参入する企業も増えてきました。


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Twitterを使ってみたら?

Twitterはリアルタイムの情報共有やコミュニケーションに適したプラットフォームです。

不動産業界では、新しい物件のリストや価格の変動、オープンハウスの情報などを短いテキストや画像と共に共有することができます。

また、ユーザーとの対話やフィードバックを得るためのリアルタイムなコミュニケーションも可能です。

Twitterは「いいね」が多い投稿、「リツイート」を多くされる投稿の拡散性が高くなります。

したがって、人気の物件や魅力的なキャンペーン、お役立ち情報などを投稿することで、たくさんのユーザーの目に物件情報を届けることができます。


Facebookを使ってみたら?

Facebookは年齢層が比較的高く、実名性が高いことが特徴です。

実生活やビジネスでの人と人との繋がりの場として利用されます。

不動産業者は物件の写真やビデオ、価格情報、オープンハウスの告知などを投稿することができます。

また、Facebookのグループ機能を活用して特定の地域や興味関心に基づくコミュニティを形成し、よりターゲットに合った情報を提供することも可能です。

したがってFacebook広告を利用すれば、精度の高いターゲティングが実現可能です。

年齢・性別・エリアなどを絞って広告を打つこともできます。


まとめ

不動産会社がSNS集客を始めてみようと思った時に、

・何から始めたら良いかわからない

・SNS集客にどのような効果があるかわからない

・どのSNS媒体を使ってみたら良いか

という疑問を持たれる事が多いため、今回の記事では、それぞれのSNS媒体の特徴や、活用方法、集客効果について解説させていただきました。

SNS集客を始める時の参考にしてください。


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