賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
YouTubeやTikTok、インスタグラムでの、内見動画やショート動画が人気です!
ショート動画は、気軽に見ることができ興味や関心のある投稿が多く、また情報を得るためなどに、世代を問わず流行になっていますね。
そして、不動産業界においても、最近ではこのショート動画を活用して、内見動画を作成し、SNS投稿で物件紹介をして人気を集めている会社が増えてきています。
ショート動画の内見動画投稿をこれから始めようと考えている会社も、すでに運用を始めている会社も、参考になる事例を見てみたいと考えられるでしょう。
今回の記事では、人気のある内見動画・ショート動画を投稿しているアカウントや会社を紹介させていただきます。
ぜひ参考にしてください。
不動産会社において、物件を紹介する際に有効な手段の1つがショート動画です。
現代のスマホユーザーに人気のメディアで、ショート動画を気軽に見る事は世代を問わず流行になっています。
不動産会社で、ショート動画を掲載することの効果を見てみましょう。
内見動画とは、不動産物件を一室ずつ紹介するショートムービーを、ユーザーが視聴しやすいスタイルに編集・作成しているタイプの動画です。
物件のイメージが鮮明に掴みやすく、ナレーションやテロップが入ることで興味を惹きつけます。
また、その動画を主にSNSに投稿して、会社のファンやアカウントのファンを増やし、賃貸物件などの不動産物件を紹介するチャンネルとして運用しています。
この1〜2年で、そのような内見動画をアップして賃貸営業を行う取り組みや運用を行う不動産会社が増えています。
ショート動画とは、長さが15秒から1分程度の短い動画のことを指します。
ショート動画を扱うSNSが増えています。
ショート動画を掲載するのに人気のあるSNS媒体は以下のとおりです。
TikTok(ティックトック)
世界中で大流行しているTikTokは、15秒から60秒程度の短い動画を投稿できるアプリです。
音楽や効果音などを取り入れて、クリエイティブな動画を作成することができます。
特に若年層を中心に、非常に人気のあるSNS媒体です。
Instagram(インスタグラム)
Instagramは、写真・動画共有アプリで、15秒から60秒程度の短い動画を投稿できます。
最近では、15秒以下の短い動画をリールとして投稿できるようになり、よりショート動画に適したプラットフォームとなっています。
Twitter(ツイッター)
Twitterは、140文字以内の短い投稿をするSNS媒体ですが、6秒程度の短い動画を投稿することができます。
ツイートに動画を添付して投稿することで、より多くの人にアピールすることができます。
YouTubeショート
YouTubeショートは、YouTubeが提供する新しい機能で、15秒以下のショート動画を投稿することができます。
TikTokに近い機能を持ち、YouTubeの大きな規模を背景に急速に人気を集めています。
これらのSNS媒体は、ショート動画を効果的に配信するためのプラットフォームとして、不動産会社にとっても有用なツールとなっています。
ただし、どのSNS媒体を選ぶかについては、ターゲットとする顧客層やマーケティング戦略に合わせて選択する必要があります。
内見動画・ショート動画を用いることによって、以下のようなメリットがあります。
特にコロナ禍より、この内見動画が流行し、内見動画を活用する企業が増えています。
短い時間で飽きずに見られる
まず、短い時間であるため、ユーザーが飽きることなく視聴し続けることができます。
隙間時間に、ふとショート動画を開いて見るユーザーが多くなっています。
スマホで鮮明に物件を見られる
また、スマートフォンで視聴することが多い現代において、小さな画面で、短い動画で、画面いっぱいに映し出すことができ、より見やすいという点もあります。
ショート動画を用いて物件を紹介することで、リアルな感覚を伝えることができます。
物件内部の様子や周辺環境などを映像で見せることで、物件を実際に見学しているような感覚を視聴者に与えることができます。
受動的に頻繁に動画を見てアカウント(その企業の)のファンになる
SNSの場合は消費者側の情報の取り方が「受動的」だと考えられますが、いざ、いつの日かのためにアカウントをフォローしておいて、その「いつの日か」が来た際には、物件の問い合わせという形ではなく、会社への問い合わせとして、反響が期待されます。
そして、成約率につながる確率が上がるのが、SNS集客のポイントだと考えられます。
ファンが物件紹介を見ることにより、アカウントをフォローして、会社へのフォローにつながる事がメリットとなります。
ショート動画は実際に物件内部や周辺環境を見せることができるため、物件紹介には十分に利用することができますが、その際の注意点があります。
・おとり広告にならないように注意する:すでに契約済みの物件の投稿があると、おとり広告として罰せられます。
・宅地建物取引業法における不動産広告に関する規制に注意する。「誇大広告の禁止」「広告開始時期の制限」「取引態様の明示」などに特に注意が必要です。
・公正競争規約に注意する。「徒歩〇分の表示が正確であること」「不動産広告の規定である文字サイズや色の制限」「広告に使用できない、最高や完ぺき、絶対など、誤解を与えるような用語を使用しない」などがあります。
以上のような広告に関する規制についての注意点は、別の2つの記事で紹介しています。
▼参考記事
それでは以下に、ショート動画で不動産の物件紹介をしている事例で、人気のものを紹介させていただきます。
今回8選をご紹介しますが、この1年ほどでアカウントも激増しており、他にもたくさんのアカウントがあります。
〜Instagram活用の事例〜
「内見女子by Roombox@東京・神奈川の不動産屋さん」
毎日賃貸物件の内見動画を投稿しているアカウント。
テレビ出演などもあり、内見動画をSNSで発信する先がけとして注目されています。
Instagramの中のストーリーや、ハイライトもうまく活用されています。
プロフィールから公式ラインに繋がり、制約につながる動線も見本になります。
〜YouTube ショートの事例〜
株式会社Amuflが、不動産仲介賃貸事業の「RoomPa」としてYouTubeチャンネルや、TikTokアカウントで物件紹介をしています。
以下は、YouTubeチャンネルの中の「ショート」のコンテンツで投稿されているショート動画です。
チャンネル登録者数 8.88万人、役500本もの動画を投稿している人気のYouTubeチャンネルです。
〜TikTokの事例〜
男性が物件紹介を行なっているTikTokアカウントです。
フォロワーが13万人以上もある人気アカウントで、テレビでも何度か紹介されています。
そしてなんと、このTikTokの人気がきっかけで不動産会社を企業されているとのこと。
▼下の画像をクリックしていただくと「ないけんぼーいず」のTikTokが開けます
▼インスタグラムも人気です。
内見動画だけに限らず、不動産について学べる投稿などもあり、参考にしているユーザーが多いようです。
ストーリーやハイライトの活用も参考になる、楽しさあふれるアカウントです。
〜YouTube ショートの事例〜
「もっと気軽に見学できるようにしたい...」 その想いからアパートメントラボは始まりました。
元不動産屋の主夫が全国のステキな賃貸アパートのを発信しています。
賃貸アパートの内見がメインで、お部屋をじっくり見学できるカメラワーク、不動産歴10年の知識を活かし専門用語を使わない簡単で分かりやすい説明、お部屋のことが自然と記憶に残るような学びある内見動画を製作。
ほぼ毎週「水・土」更新されています。
チャンネル登録者数 11.1万人、約350 本の動画が配信されている人気のチャンネルです。
〜TikTokの事例〜
SNSや口コミで話題の不動産会社です。
大阪市内で9店舗あり、各店舗でそれぞれのSNS活用がされており、どの店舗のチャンネルもそれぞれに人気があるのが特徴です。
またそれぞれの店舗で、Instagram運用も、TikTok運用も両方に力を入れられていて、どちらも人気でフォロワー数が多いので、口コミやシェアだけでも広がりを見せています。
TikTokは27万人にもフォローされています。
▼下の画像をクリックしていただくと、LAKIA不動産のTikTokが開けます
〜TikTokの事例〜
大阪市内を中心に物件を提供している不動産会社のTikTokチャンネルです。
フォロワー数は4500件とこれから伸びしろのあるチャンネルですが、サムネイルの画像がとても個性的で特徴があるのでご紹介させていただきます。
「女性も安心してお部屋を借りられる」「女性スタッフが多数在籍している」「楽しく快適なお部屋探し」と言うコンセプトが伝わりやすい紹介画像が、印象的でファンもまだまだこれから増えていきそうですね。
▼下の画像をクリックしていただくと、アステリオのTikTokが開けます
〜Instagramの事例〜
実は、TikTokのフォロワーも13万人を超えているという人気の物件紹介動画を配信し続けている不動産会社です。
「リアルに住めるちょっぴりおしゃれなお部屋」をテーマに物件を紹介しているアカウントです。
リール動画のサムネイルはほとんどが白い内装・照明などで色が整っており印象深い構成です。
リール動画はフォロワー以外の目にも触れやすいといった特徴があるので、サムネイルや動画の冒頭の数秒にインパクトを持ってくることで見られるアカウントになる事の事例です。
〜Instagramリール動画の事例〜
「NBI不動産「理想」を叶えるお部屋探し 賃貸&売買&管理」
不動産業界はアナログな業界であり、不動産業者専用サイトに載せるだけの管理会社がほとんどである中、
NBI不動産はSNSでネット上からの集客を積極的に運用。
有名インフルエンサーなどを呼んで物件の閲覧数、認知度をあげ集客力をアップさせるなどの取り組みもしています。
フォロワーは1万4千人にものぼり、Instagramの中では、物件紹介を詳細で画像で見せる投稿と、ショート動画(リール動画)の投稿とを交互に配信しているのが特徴です。
以下はInstagramでリール動画を活用した投稿の事例です。
今回の記事では、人気のある物件紹介ショート動画を投稿しているアカウントや会社を紹介させていただきました。
興味深い、関心をひくアカウントを色々ご覧いただきました。
ぜひ、ショート動画で物件紹介をしていく事を検討の際には、参考にしてください。
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