賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
30代になると「もう転職するには遅いかな」と考える方も多いのではないでしょうか。
さらに「未経験」だと不安も大きく、どの業界も採用が難しいと感じますよね。
そんな今回は、「30代の未経験でも不動産業界に転職できるのか?」について解説します。
「30代未経験」での転職は様々な不安があると思います。
「未経験でも大丈夫なのか」「資格は必要なのか」など「不動産業界への転職」の気になるあれこれを解説します。
結論から言うと、30代未経験でも不動産業界に転職可能です!
不動産業界は、いわゆる実力主義の社会。
年齢や性別、以前の職歴などはほとんど関係がなく、どれだけ家を売れたか・仲介をできたかの結果で評価されることが多いからです。
不動産を売る・買うまでには「問い合わせの対応」「メール」「電話」「部屋の案内」などの業務があります。
不動産会社はその人手を確保するために、未経験で採用を行うこともあります。
また、不動産業は「生活に密接する仕事」です。
今まで全く関係のない業界の経験しかなくても、その業界で培ったスキルや経験はきっと不動産業でも活かせるでしょう。
たとえば、子育ての経験があればマイホームを探しているお客さまの相談相手になれますし、接客経験があればそのコミュニケーション力は営業に役立ちます。
実際、他業種から不動産業へ転職して成功している人も多いです。
転職時の年齢も20代から40代と様々なので、30代からの転職も全く問題ありません。
他の業界と比べても比較的採用されやすい業界です。
不動産会社(宅建業者)は日本で約124,000社(平成30年度)もあり、不動産業界で働いている人は約57万人もいます。
これだけ多くの人が働いていると、家庭の事情などで退職する人や不動産業に合わなかった人も出てくるため、その分募集も多い状況です。
また、先程も述べたように未経験でもできる業務も多数あるため、採用されやすいということもあります。
未経験・無資格でも転職できます。
しかし、資格を持っていればとても有利になります。
会社によっては手当がつく場合もありますので持っていて損はありません。
▼「不動産営業マンが持っていると有利な資格」についてはこちらから▼
採用されやすく、未経験・無資格でも転職可能ですが、厳しい面もあります。
年齢は関係ない部分ですが、20代と比べると社会人経験がそれなりにあることが前提で、即戦力として考えられるため、早い段階で結果を求められがちです。
基本的に現場で学べという考え方が多いため、待っているのではなく自ら行動し、チャンスを掴みにいく姿勢が最も大切です。
自分から考えて動くことが苦手な人や、一定の気合と根性が備わっていないと、後々やっぱり自分には合わなかったと辞めてしまう可能性があります。
では、実際に30代未経験で不動産会社に入社すると、どんなことをするのか解説していきます。
会社によって違う部分もありますので、一つの例として参考にしてください。
・研修
・職場の先輩や上司の言うことを何でもやる
・上司や先輩の運転手をする
・道を覚える
・資料を集める
・ポスティングをする
・オープンハウス待機
入社直後は、不動産業界に関わらず、何が分からないかも分からない状態で一番大変な期間です。
人間関係を築き、雑務をこなしながら、いち早くここから抜け出せるように注力しましょう。
・物件案内
・物件調査
・古い反響の追客
・案内〜引き渡しまでの流れを覚える
集客業務は継続しながら、営業も始まってきます。
この時期は、物件案内をし、クロージングまで持っていくことが目標。
「重要事項説明」は、宅建士の資格や経験が必要となるため、先輩社員や上司がメインで行います。
担当としてその場にいることはできるので、しっかりテクニックを盗みましょう。
この頃になると低額帯などは一人で全て任せてくれるようになります。
今まで盗んできたテクニックを自分なりにアレンジして試してみましょう。
不動産は高額商品のため、次々契約が取れるものではありませんが、一つ契約が終わればまた次の新しい契約を探して行動しなければなりません。
毎日の積み重ねや信頼関係が大きな成果につながっていきます。
結果が出ていれば、この頃にネット反響も回してもらえるようになります。
問い合わせ〜契約まで一人でできるようになるには約1年かかります。
ここまでくればほとんどの案件は一人でやらせてくれます。
ただ、地主の大型案件や、相続案件、離婚案件、任意売却などの難しい案件は、知識も必要となってくるため、上司と一緒にやることになります。
一歩ずつ進んでいき、少しずつ一人でこなせる案件を増やしていきましょう。
人によっては、もっと早くできることもありますし、独り立ちまでに3年以上かかる人もいます。
ただ、最初の集客業務については、自分自身の行動量である程度コントロールできます。
最初だけと割り切って、早く一人前として認められるよう頑張りましょう。
成果が出るまで時間がかかる業界で、初めは大変に感じるかもしれませんがメリットもあります。
人がいる限り、住む場所も必要で、不動産の需要がなくなることはありません。
また、不動産業は高額な取り引きとなるため、信頼が大切です。
AIが様々な仕事をこなす時代になっても不動産業は生き残るでしょう。
都市計画法や建築基準法といった専門的な知識だけではなく、相続や代理、税金など実社会で非常に役立つスキルが身につきます。
日々勉強は必要ですが、勉強すれば勉強するほど、自分の頭の中にインプットされ、年齢を重ねても活躍できる職種です。
苦労した分、自信もつきます。
もしかすると、自分よりも年下の人に教わることもあるかもしれません。
どんな環境下でも一生懸命やっていると、自然と自信が生まれ、その自信が成約につながったり、また違う新しい環境に飛び込む勇気にもなるかもしれません。
不動産のビジネスを経験すると「どうすれば安く買えるか」が分かります。
手数料で100万円程度変わってくることもあります。
自分が不動産を購入する際に、その知識を存分に使うことができます。
不動産業界における30代の転職事情について紹介しました。
未経験で転職する方も多い業界であり、資格が必須でもありません。
歩合制の会社も多く、収入アップやスキルアップも可能な業界です。
奥深く、面白い不動産業界への転職をぜひ検討してみてください。
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