賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
日本が人口減少に伴う労働力の減少や、第四次産業革命による変革などの問題に直面する中、デザインによる企業の競争力強化を推進する「デザイン経営宣言」が、経済産業省、特許庁より2018年5月に発表されました。
ブランド力とイノベーション力を向上することで企業を強くするという「デザイン経営」という考え方は徐々に広まりつつあるものの、日本企業においては「デザイン経営」を実際に導入している企業はまだまだ少ないのが現状です。
そんな中、「デザイン経営」をいち早く取り入れ、認知度・業績UPした「株式会社クラスコ」についてご紹介します。
「デザイン経営」とは、デザインを企業価値向上のための重要な経営資源として活⽤することです。
企業の経営においてデザイン的な思考を活用することで、デザイン力を高めていく取り組みを指します。
「デザイン経営宣言」は、デザイン経営の意義や中小企業がデザインを経営資源とするための具体的な取り組みを示したもので、企業が大切にしている価値やそれを実現しようとする意志を表現するための営みと説明しています。
顧客が企業と接点を持つあらゆる体験に、その価値や意志を徹底させ、それが⼀貫したメッセージとして伝わることで、ブランド力の向上が生まれます。
さらにデザインは、人々が気づかないニーズを掘り起こし、イノベーションを実現する力になると解説しています。
各業界でのIT化、新型コロナウイルスの感染拡大や働き方改革などの大きな変化が起きている中、不動産業界では、集客減や売上減、不動産テックの浸透不足などの問題が発生しています。
そんな中、いち早く顧客のニーズを捉えたブランディングやイノベーションに取り組み、成果を出した「株式会社クラスコ」についてご紹介します。
創業56年を迎える石川県金沢市の不動産会社「株式会社クラスコ」。
元々、残業時間が多く休みも少ないという地元でも人気企業とは言えない不動産会社でしたが、社名変更、ブランディング、業界の問題を解決するテクノロジーサービス、組織づくりの見直しにより、今では石川県内トップクラスの人気企業となり、県内認知度も93%まで上昇しました。
不動産テックの開発・導入により残業時間や休日取得日数も大きく改善され、平均残業時間46%削減、年間休日が83日→116日まで増加しました。
クラスコでは、「楽しい社会をデザインするアイデア実行企業」というミッションのもと、リノベーションのサブスクリプションモデルをフルに活用し、2.5ヶ月で549室のリノベーション工事受注を成功させ、営業利益+3.6億円を達成するなど、他にはない取組みを数多く行っています。
多くのお客様に楽しい人生をご提案することができるよう、不動産の枠にとらわれない様々なサービスを提供している成功事例です。
それらの経営手法を全国の不動産会社に共有することで、課題解決のためのノウハウとして活用していただきたいと考え、クラスコ本社や店舗にて、業務改善、経営改善の取組みが見学できる「クラスコ体感金沢ツアー」を開催しています。
具体的にどのようにして取組みを行い、会社を変化させていったかを不動産テックの「TATSUJIN」活用事例や全国の不動産会社の成功事例を交えてご紹介し、社内の見学も行っています。
詳しくはこちらから↓
経済産業省、特許庁より2018年5月に発表された「デザイン経営宣言」。
実際に導入している企業はまだまだ少ない中、いち早く取り組み、成功している「株式会社クラスコ」の事例をご紹介しました。
業務改善、経営改善のノウハウを共有する「クラスコ体感金沢ツアー」を開催していますので、ぜひご活用ください。
〈参考記事〉
TATSUJIN JOURNAL:選ばれる不動産会社になるために?消費者が見極めている8つのポイント!
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