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SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2021【建設・不動産】

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SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2021【建設・不動産】

2015年9月に国連サミットで採択されたSDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」。

SDGsの認知度の向上とともに、企業の取り組みへの関心も高まっています。

業界を問わず、SDGsへの関心と認知度が高まり、企業の取り組みへの関心も高まっています。


そこでブランド総合研究所は2021年7月に『企業版SDGs調査2021』を実施しました。

各社のSDGs活動が一般消費者にどのくらい認知・理解され、評価されているのかの調査を実施し数値化したものです。


その中で今回は『建設・不動産業界』をピックアップしてSDGsへの取り組み傾向を紐解いていきましょう。

 

<目次>
SDGsへの取り組み評価ランキング
 【建設・不動産業界】1位は積水ハウス
 SDGsの目標別評価を独占|目標11:住み続けられるまちづくりを
SDGsに関する情報はどこで入手する?
 テレビ・新聞・イベントなどの媒体
まとめ


SDGsへの取り組み評価ランキング

【建設・不動産業界】1位は積水ハウス

参照:ダイヤモンドオンライン 

建設・不動産業界での1位は積水ハウス(17.0点)、2位が住友林業(16.6点)、3位がトヨタホーム(15.6点)と続きました。

住宅設備企業が上位を独占していることがわかります。


建設・不動産業界では、SDGsにおけるまちづくりへとつながる取り組みを行う企業が多く見られます。

例えば、1位の積水ハウスは1999年、一足早く「環境未来計画」を発表しました。

以来、積水ハウスは人にも地球にもやさしい、永く住み継がれていく住環境の創造を目指し、取り組み続けて来ました。


こうした取り組みが高い評価を受け、2008年環境省から業界初の「エコ・ファースト企業」として認定されています。


SDGsのゴール別評価を独占|ゴール11:住み続けられるまちづくりを

SDGsが掲げる17の目標 

SDGsの目標別評価では「目標11:住み続けられるまちづくりを」に関して全業種で建設・不動産業界が上位を占める結果となりました。

1位は積水ハウス(21.5%)、2位が大和ハウス(18.4%)、3位のミサワホーム(18.1%)に続いて4位から13位まで建設・不動産業界が独占しました。


ブランド総合研究所の田中社長は、「住宅設備企業が上位を占めているだけではなく、大林組、大成建設、清水建設のような大手ゼネコンが名を連ねている。住宅設備や不動産、建設などの企業は、街の再開発などにも関わり、ゴール11への期待が高いのはうなずける」と話しています。


SDGsに関する情報はどこで入手する?

テレビ・新聞・イベントなどの媒体

積水ハウス、住友林業、ミサワホームなどの大手不動産会社は、有名人を起用したテレビCMを全国的に放送しています。

つい口遊んでしまうような音楽とテンポの良い歌が耳に残っている方も多いのではないだろうか。


いずれも、テレビ番組やニュースなどでSDGsの情報を取り上げられる機会が多い企業ですので、SDGsに関する情報もアピールしやすいですね。

テレビCMを通じてSDGsに関する取り組みをアピールすることができるので、建設・不動産業界は比較的SDGsの情報が消費者まで届きやすいと言えます。


「永く住み続けられる住宅」という点でいうと、建設・不動産業界は、直接目に触れることに対する利点は大きいでしょう。


まとめ

現在、イベントや住宅の展示会は、コロナ禍の影響もあり中止や延期を余儀なくされていることが多いかと思いますが、今後、イベントや展示会が再開されれば消費者の評価はさらに上がるのではないだろうか。



〈参考〉

TATSUJIN JOURNAL:不動産業界に望まれるSDGsとは 

DIAMOND online:SDGsへの取り組みの評価が高い企業ランキング2021、紙・化学・繊維/エネルギー/建設・不動産業界編【完全版】 



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