検索ボタン
TOP > イベント/ セミナー  > アフターコロナの不動産会社の生き方大議論セミナー【後編】

アフターコロナの不動産会社の生き方大議論セミナー【後編】

このエントリーをはてなブックマークに追加
アフターコロナの不動産会社の生き方大議論セミナー【後編】


アフターコロナの賃貸トレンドについて議論!【後編】

アフターコロナの不動産業界、特に賃貸に関してのトレンドがどのように変わっていくかについて賃貸フェスの3社と全国賃貸住宅新聞が議論を深めるセミナーが開催されました。

今回はその後半部分の内容を紹介します。


前編はこちら


<目次>

Q.テレワークを実施していますか?

Q.アフターコロナはどうなっていくと思いますか?

まとめ


Q.テレワークを実施していますか?



日本エイジェント


社員数が150人くらいおり、部署も多くあるのでテレワークがやりやすいところとやりにくいところがありました。

そこで社内を5グループに分けて段階的に推進し、なかなか導入が難しそうな部署をどんどん業務改善しながら実行に移すというやり方を取りました。

継続させるにあたって業務改善が必要だったり、紙で社内共有をしているという驚きの事実が分かって社員間のITリテラシーの違いをすごく感じました。

今回の5グループに分けたテレワーク推進のおかげで業務改善を進めることができたのでやって良かったと思っています。


クラスコ


テレワークは全体の2、3割の社員がやってまして、パソコンの画面をランダムにスクショする管理のアプリケーション「F-Chair+」を使うことで1日の流れがわかりやすくなっています。

同じ画面で止まっている場合はここでつまづいていたということなのでフォローもしやすく、マネージャーの負担にならず管理しやすくなっているのではと考えています。

生産性が上がっている社員が多いというのは自己申告ではありますが聞いています。

私もテレワークを行っていますが、体感では2倍くらいの仕事ができています。

「Zoom」をつないで会議をして終わったらすぐ次の会議に出席するということができるので生産性が上がっている実感はあります。


オーナーズエージェント


テレワークに対して仕事をしていないのではないかという声が世間では多く上がっています。

当社では業務に重要度でポイントをつけ、本日の業務ポイントを日報として上げるということを行っています。

今日は何本の電話を受けたというよりも点数で管理する方がスタッフも1日の業務を振り返って反省しやすいですし、マネージャーも一眼で判断がしやすいという利点があります。

7つの習慣にある「緊急ではないけれど重要度が高い」業務を優先的に行うように教育する上でも効果のあることだと思っています。

テレワークすると人間はサボるものだと考えています。

業務時間ずっと机に向かっていれば良いわけではなく、仕事は結果なので、その点でもポイント制にすれば良いのではないかと思います。


Q.アフターコロナはどうなっていくと思いますか?



全国賃貸住宅新聞


様々な不動産会社が非対面での接客やセルフ内見などのサービスを初めており、記事としてもそう言うものが多くヒットします。

ひとつ、人間は便利なものを覚えたらそれを使い続けるということが言えると思います。

ここ数年で不動産業界ではIT化が浸透してきており、「生産性の向上」というところに重点が置かれたものだったのですが、コロナによってそこに「安心・安全」という基準が加わって、ITツールを使わざるをえない状況になっています。

ユーザー側も非対面というものを求めているのがデータからして明らかなので、セルフ内見などそれができる不動産会社はどこなのか、でこれからは調べられるようになると思っています。


オーナーズエージェント


ユーザーのニーズとしても営業マンの帯同は必要ないということです。

三年前のデータですでに9割の人が営業マンについてきてもらわなくてもいいということがわかっています。

コロナを経験して様々なことが変わった今、アフターコロナで以前の状態に戻るということはまず考えられません。

管理している物件を自分で決めるということが一番だと思っています。

今回のコロナ騒動で仲介のあり方が大きく変わるのは間違いないと思います。


クラスコ


アフターコロナにおいてもお客様の求めるニーズに合わせていくことが重要だと思います。

動画であったりバーチャルであったりと様々なものがモデルチェンジしていく必要があります。

大事な部分で言うと、シフトしていく中で組織モデルも経営陣や正社員が組織を作っていく側に回らなければならないと思っています。

そうして生産性の高い会社を作っていくことで感染症のリスクや自然災害のリスクにも対応できるのようになるのだと思います。

組織のフォーメーションを変え役割を分担し、モデルチェンジを果たすことでお客様満足を目指していく、コロナはこの転換期だと思っています。


日本エイジェント


非対面の中にお客目線を入れていく必要があるのではと考えています。

事例を挙げると、入居者様のお困りごとを解決するチームがあるのですが、これは直接お客様のもとに駆けつけて対応するのでコロナのリスクを大きくしていました。

これを非対面でできないかと考えたときに、ノウハウを蓄積してそれをアプリでお客様に提供することにしました。

お客様自身で解決できるものに関してはアプリで解決策を提供、どうしてもスタッフが現地で対応しなければならないものに関しては大袈裟なぐらいに感染予防をして出向くようにしました。

すると、お客様から喜びの声をいただくようになり、お客様目線で価値を追加することでいつの間にかこれが自社の武器になっていました。

これからも顧客目線で考えていく必要があると感じています。


まとめ

コロナによって様々な影響が出ていますが、非対面に力を注ぎつつもお客様目線で考えていくことによって乗り越えていけるのではないでしょうか。

賃貸フェスはこのように取り組みや考えを議論を通して深めていくというものになっているので、ぜひご参加いただければと思います。





不動産会社の課題が解決できる!資料無料ダウンロードキャンペーン中!!

賃貸管理Webマニュアル『ちんたいちょう』の全てが分かる1冊!


賃貸管理Webマニュアル『ちんたいちょう』サービス紹介資料無料プレゼント中!



不動産会社向けE-ラーニング『きょういくん』の全てが分かる1冊!


不動産会社向けE-ラーニング『きょういくん』サービス紹介資料無料プレゼント中!


きょういくん加盟店成功事例!


無料でもらえる!きょういくん加盟店の新入社員教育成功事例集プレゼント!


おすすめ記事

×