賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
新型コロナウイルス対策のマスク着用が令和5年3月13日から個人の判断に委ねられることを受け、各業界で今後の対応について意見が分かれているようです。
コロナ前の状況に戻りつつあると喜ぶ一方で、感染への不安もまだ残っています。
不動産業界はどのような対応をすれば良いのでしょうか。
マスクなし接客のメリットや注意点、今後の対応について解説します。
マスクなし接客は、顔の表情や口元の動きが見えるため、様々なメリットがあります。
マスクなし接客は、顔の表情や口元の動きが見えるため、より細かなニュアンスや感情が伝わりやすくなります。
例えば、微笑んでいるのか、不機嫌そうなのか、喜んでいるのかなど、より多くの情報を得ることができます。
そのため、顧客とのコミュニケーションの質が向上し、より良いサービスを提供できる可能性があります。
また、マスクを着用している場合は、声の通りが悪く聞き取りづらくなることがありますが、マスクなし接客では顔を見ながら話を聞くことができるため、聞き取りやすくなります。
マスクを着用しないことで、顔の印象が明るくなったり、より親近感を感じやすくなります。
また、顧客が従業員の顔を見ることで、商品やサービスの信頼性や品質に対する評価が高まる可能性があります。
マスクを着用しないことで、従業員と顧客との間により密なコミュニケーションができるため、よりニーズに合わせた接客ができる可能性があります。
例えば、商品やサービスについての細かい質問や相談がある場合には、より詳細な情報を提供することができます。
不動産取引においては、商談や内見などで長時間にわたることがあるため、マスクを着用することで息苦しさを感じたり、顔の表情や口元の動きが伝わりにくくなったりすることがあります。
特に、不動産購入は一生に一度の大きな決断であるため、顧客はできるだけストレスを感じたくないというニーズがあります。
マスクを着用しないことで、そのストレスを軽減できる可能性があります。
マスクなし接客を行うことによるリスクを最小限に抑えるために、以下の注意点を守ることが大切です。
マスクなし接客を行う場合には、従業員の健康管理が非常に重要です。
まずは、従業員の健康状態を毎日把握します。
具体的には、出勤前に体温を測定し、体調に問題がある場合は出勤を自粛するように指導しましょう。
くしゃみや咳が出る場合は、別の従業員に接客を任せるか、マスクを着用するよう指導することも必要です。
従業員と顧客の健康と安全を確保するためには、感染症対策を徹底し、適切な指導を行うことが重要です。
従業員に対して、手洗いやうがいなどの基本的な感染症対策を徹底することは、マスクなし接客において非常に重要です。
手洗いは、接客の前後、食事の前など、こまめに行うように指導しましょう。
接客後や咳やくしゃみをした後など、適切なタイミングでうがいを行うことも有効です。
また、清潔な環境を維持するため、定期的な換気や消毒も必要です。
感染に不安を持っている方もまだまだ多いので、特に、接客用の器具や備品の消毒はこまめに行いましょう。
さらに、マスクなし接客を行う場合は、顧客との距離を確保することも重要です。
顧客と従業員の間隔を明確にする、接客時間を短くするなど、適切な距離を確保するように指導しましょう。
マスクなし接客を行う店舗は、事前に店舗のウェブサイトやSNSなどで、マスクなし接客を行う旨を告知し、顧客の了解を得るようにしましょう。
また、予約システムを利用して、事前に顧客の希望を確認することもできます。
さらに、店内には「マスクなし接客を行っています」という張り紙を掲示し、注意喚起を行うことも重要です。
その他にも、店内にアルコール消毒液を設置するなど感染症対策を徹底することで、顧客に安心感を与えることができます。
顧客からマスクなし接客に対する不安や懸念があった場合は、積極的に対応しましょう。
まずは、顧客の不安や懸念に共感し、理解を示すことが大切です。
その上で、マスクなし接客を行う理由や、感染症対策の徹底など、店舗側の対策を丁寧に説明しましょう。
あとにも述べますが、顧客から「マスクを着用してほしい」と言われた場合は必ず着用しましょう。
今後も、感染症状況やワクチン接種率の変化などによって、ガイドラインが変わる可能性があります。
その際は、政府や都道府県、業界団体などのガイドラインに従い、すばやく対応することが大切です。
新しいガイドラインに従い、適切な対応を行うことで、顧客からの信頼にもつながります。
ただし、ガイドラインに従った対応を行っているからといって、必ずしも安全であるとは限りません。
感染症対策を徹底することはもちろん、常に最新の情報にアンテナを張り、適切な対応を行うように心がけましょう。
マスクなし接客を行う場合でも、マスクの着用が望ましい場合があります。
高齢者や妊婦さんは、免疫力が低下していることがあるため、感染症にかかりやすくなっています。
そのため、接客時には感染症対策としてマスクを着用することが望ましいです。
ただし、高齢者や妊婦さんの中には、マスクなしでの接客を希望される方もいることがあります。
その場合は、個別に対応を検討し、必要に応じてアクリル板の設置や、距離を確保するなどの対策を行うことで、感染症対策と顧客の要望の両立を図ることができます。
自身の体調が優れない場合は、他の人に感染を広げるリスクがあるため、マスク着用は必須です。
咳やくしゃみなどの症状がある場合は、マスクを着用しましょう。
顧客から「マスクを着用してほしい」と言われた場合は、積極的に対応することが重要です。
顧客の感染への不安や懸念を理解し、マスクを着用することで、顧客との信頼関係を築くことにもつながります。
マスクなし接客には、メリットも注意点もあります。
マスクなし接客を行う場合は、感染症リスクがあるため、十分な対策を講じることが重要です。
感染症対策をしっかりと行った上で、マスクなし接客を行うことが望ましいと言えます。
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