賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
限られた予算内で改修工事を行う、これは誰しもが願うことです。
しかし、最新の設備やオプションをあれこれ取り入れてしまうと、あっという間に予算オーバーになってしまうことも!
今回の記事では、予算内で改修・リノベーションを行うために、上手にコストを抑えるポイントを紹介します。
リノベーション前に意識するだけで、大幅なコストダウンが可能です。
一般的には見積もりが上がってきてから、コストダウンを検討します。
しかし、初めからローコストで収めたいのであれば、リノベーション計画の段階で次の5つのポイント意識しながら進めていきましょう。
賃貸物件は立地も違いますし、間取りも設備も抱えている課題も違います。
それによりリノベーションを行う範囲も違ってきます。
正しいリノベーションを行うためには、まずお部屋の現状を把握し、デザイン・設備・家賃のバランスを取ることが大切です。
例えば、リノベーションによってヴィンテージな空間を作るとしたら、キッチンなどの設備は新しい物ではなく、既存のまま活かした方がお部屋に馴染みます。
リノベーションすることで、高級感を出していくのか、ヴィンテージな空間にするのか、もしくは可愛く仕上げていくのか、お部屋の状態によって進むべき道は変わってきます。
どのような方向に進むべきなのか、ここはしっかりと模索する必要があります。
階高を変えると柱や梁の金額が一気に上がります。
標準使用で問題ありません。
東にトイレ、西にお風呂、南にキッチンなどは配管経路が長くなるのでコストが上がります。
水回りの設備は一か所に集中させて、配管経路を短くしましょう。
ショールームに行くと、例えばキッチンでも様々なオプションがあります。
基本的には、オプションを付けなくても標準仕様で十分な方がほとんどです。
特に、賃貸物件では入居者の年齢も性別もバラバラなので、よりシンプルな仕様やデザインが好まれています。
小さなチェックを積み重ねることで大幅なコストダウンが可能です。
リノベーション工事で見直すべき6項目を紹介します。
上記でも述べましたが、設備のグレードは標準仕様で十分な場合がほとんどです。
特に水回りの設備は100万円以上する高価な商品ばかりです。
必要のないオプションがついていないか確認しましょう。
使っていない設備は思い切ってなくすことで大幅なコストダウンになります。
床材やクロスを見直すこともコストダウンになります。
内装クロスを1000番シリーズではなく、量産タイプにすれば全体で10〜13万円ほどのコストダウンになります。
それぞれにメリット・デメリットがありますのでしっかりと把握したうえで見直しが必要です。
一般的にコンセントは多めにつけておくと便利だと言われています。
確かに、コンセントが何もないと不便ですが、ありすぎても、結局家具の後ろになって使えないこともあります。
生活をイメージして再度チェックしましょう。
収納にあえて扉を付けないオープン収納は、コストダウンをはじめとして様々なメリットがあります。
当たり前についているクローゼット収納の扉は標準仕様ですが、扉は個別発注になるので削減が可能です。
扉の種類にもよりますが、大体5〜10万円のコストダウンが可能です。
また、常に扉が閉まっているクローゼットの中は、湿気が溜まりやすい場所となります。
しかし、扉を削減することによって、”隠す収納”から”見せる収納”へと変わるため、常時換気された状態になります。
さらに、収納扉がある場合、扉の前にはベッドや机、棚をなどを置くことができません。
オープン収納にすることにより、扉自体が無くなるので、間取りレイアウトの自由度が高まります。
デットスペースがなくなり、収納も部屋の一部として使えるようになるので、より部屋を広く使えることが可能になります。
元々の収納が少ないお部屋や、古さの目立つ学生物件では次の入居付けが段々と厳しくなります。
そんな賃貸物件におすすめなのが建具不要の「シェルフリー」収納です。
備え付けの可動棚である「シェルフリー」は収納やインテリアが自由自在に変更可能。
引越し後に、収納家具を購入する必要もなく「見せる収納」が可能です。
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「思い切って、リノベーションするのだか最新設備を付けたい。」
「良い設備を付けたら、入居率は高くなる」
と考えがちですが、そこには落とし穴があります。
エリアの特性や周辺環境を踏まえた上で、ターゲットを明確にし、そのターゲットに本当に必要とされている物件とは何かをきちんと見極めることが大事です。
・浴室テレビ
・追い炊き機能
・浴室乾燥機付きユニットバス
・ウォークインクローゼット
・3口コンロ
これらの設備はターゲットが本当に必要としているものなのか、もう一度考えて見ましょう。
リノベーション会社や、不動産会社、工務店はそれぞれに得意とする流通ルートを持っている場合があります。
例えば、設備問屋や施工業者としっかりと仕様を取り決めしている会社は他と比べて安く仕入れている可能性が高いのです。
そのルートを活かすことで、割引率の高い機器を取り入れてコストダウンを図ることができます。
リノベーション工事費用を抑える方法は数多くありますが、その中の一つに建材の値段を下げる方法があります。
しかし、価格交渉に時間がかかったり、ある程度のスケールメリットを出さないと下がらなかったりと労力を費やし、自社のみで進めていくことは容易ではありません。
全国の賃貸マンションやアパートのリノベーションを手掛けているリノッタでは、独自の共通仕入れ制度があります!
リノッタの共通仕入れ制度なら、建具をはじめとする建材・住設機器の仕入れ価格を削減することが可能です。
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