
賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
宅建士は不動産業界で働く社員にとって必須の資格であり、多忙な日常の中でこの資格の取得を目指す人も少なくありません。
宅建士試験は業界の標準とされている一方で、合格するのは簡単ではないため、効果的な対策が求められます。
その中でも特に注目されているのが「5点免除」の制度です。
この制度を利用することで、試験の難しさを少しでも軽減し、合格への道をより確実なものにすることができます。
宅建試験には「5点免除」と呼ばれる制度があります。
これは、全50問のうち46〜50問目の5問が免除される制度で、本試験で解答する問題数が45問に減るという仕組みです。
この制度を利用しない一般の受験者と比べると、解答する問題数が少なくなるため、試験時間も通常の2時間から10分短縮され、1時間50分となります。
また、合格ラインも5点引き下げられるため、受験者にとって大きなメリットがあるといえます。
宅建試験で5点免除を受けるためには、「登録講習」を受講し、修了試験に合格する必要があります。
ただし、この講習を受けるためには、以下の2つの条件を満たす必要があります。
1.国土交通大臣が指定する講習を受講し、「登録講習修了者証明書」を交付してもらうこと
これは、宅建業に従事している方が、事前に必要な知識を身につけるために受講するものです。
修了試験に合格することで、「登録講習修了者証明書」が発行され、5点免除の適用対象になります。
2.勤務先の宅地建物取引業者が発行する「従業者証明書」を用意できること
「従業者証明書」は、宅地建物取引業に従事していることを証明するための書類です。
勤務先が宅建業者であれば、正社員だけでなく派遣社員やアルバイトでも発行してもらえるため、幅広い雇用形態の方が5点免除の対象になります。
5点免除の制度は、単に宅建試験を受けたいというだけでは利用できず、宅地建物取引業に従事していることが前提となります。
そのため、不動産会社に勤務している方や、賃貸管理会社で物件の仲介業務に関わっている方などが主な対象者となります。
一方で、宅建業者に勤務していない方や、他業種の方は登録講習を受けることができないため、5点免除の適用を受けることはできません。
登録講習を受講し、修了試験に合格すると、その日から3年以内に実施される宅建試験で5点免除を利用することができます。
つまり、一度講習を修了すれば、3年間はこの制度を活用できるため、万が一1回で合格できなかった場合でも、翌年・翌々年の試験で引き続き5点免除の恩恵を受けることができます。
「登録講習」と聞くと、難易度が高いのでは?と思われがちですが、実際にはそこまで難しいものではありません。
登録講習は複数の資格学校で提供されており、比較的簡単に受講することが可能です。
修了試験の内容も、宅建試験の本試験ほど難易度が高いわけではないため、しっかりと講習を受けていれば合格できるレベルです。
宅建試験の「5点免除」を受けるためには、登録講習を修了し、「登録講習修了者証明書」を取得する必要があります。
この講習を受けられるのは、国土交通大臣が登録した「登録講習機関」のみであり、一般の予備校や独学では受講することができません。
登録講習では、通信講座とスクーリング(通学講習)を通じて必要な知識を習得し、最後に修了試験を受けて合格することで、宅建試験での5点免除の資格を得ることができます。
登録講習は、申し込みから修了試験の合格まで、以下のようなステップで進みます。
①登録講習の申し込み
まずは、国土交通大臣の登録を受けた登録講習機関の中から、希望する機関を選びます。
申込方法は、多くの機関でWebまたは郵送のどちらかが用意されており、受講料の支払いを完了すると教材が送られてきます。
ポイント
・カリキュラムの内容は基本的に共通ですが、機関によって時間割や講習の進め方に違いがあります。
・受講費用は1万5000円〜2万円程度で、機関ごとに若干の違いがあります。
②通信講座を受講(1〜2カ月)
申し込み後、自宅に教材が届きます。
この教材を使い、通信講座(自宅学習)を進めていきます。
学習期間の目安
・一般的には1~2カ月程度(早ければ1カ月未満で終えることも可能)。
・学習内容は宅建業法や民法など、宅建試験に必要な基礎知識。
・講習機関によっては、オンライン学習システムを利用できる場合もある。
③スクーリング(2日間)
通信講座の受講が終わったら、スクーリング(通学講習)を受ける必要があります。
これは、講習機関が指定する会場で実施され、講師による対面授業が行われます。
スクーリングの概要
・2日間(合計10時間)の講習が義務付けられている。
・1日あたり6~8時間の授業が行われる。
・通信講座で学んだ内容を再確認し、試験対策も実施される。
・ほとんどの登録講習機関では、スクーリング2日目の最後に修了試験が実施される。
④修了試験(スクーリング2日目に実施)
スクーリングが終了すると、いよいよ修了試験が行われます。
この試験に合格することで、正式に5点免除の資格を取得できます。
修了試験の特徴
・出題範囲は、通信講座+スクーリングの内容から出題される。
・試験形式は択一式で、7割以上の正解率で合格となる。
・宅建試験の本試験ほど難易度は高くなく、スクーリングをしっかり受講すれば合格できるレベル。
⑤「登録講習修了者証明書」の交付(有効期限3年間)
修了試験に合格すると、後日「登録講習修了者証明書」が発行されます。
・証明書の有効期限は3年間(合格した日から3年以内の宅建試験で5点免除が適用される)。
・申込時や試験時に「登録講習修了者証明書」を提出する必要があるため、大切に保管すること。
・3年を過ぎると無効になるため、宅建試験を受験する計画をしっかり立てることが重要。
登録講習を受講するためには、受講費用がかかります。
金額は登録講習を実施する資格学校ごとに異なりますが、一般的な相場は以下の通りです。
費用相場 15,000円~20,000円程度
・費用には、通信講座、スクーリング、修了試験の受験料などが含まれる。
・一部の機関では、分割払いが可能な場合もある。
宅建試験で5点免除制度を利用する場合、本試験で解答する問題数が50問から45問に減少します。
具体的には、試験の最後に出題される46~50問目の5問が免除され、受験者は45問目までを解答すればOKという仕組みになっています。
では、この5点免除の対象となる問題は、どのような内容なのか詳しく見ていきましょう。
宅建試験の46~50問目には、以下の2つの分野からの問題が出題されます。
①宅地及び建物の需給に関する法令並びに実務に関すること
この分野では、宅地や建物の市場動向や需給に関する法令・実務についての問題が出題されます。
具体的な内容の例
・宅地や建物の需要と供給に関する統計やデータ
・不動産市場の動向や実務知識 住宅政策や不動産取引の実態
これらの問題は、法律の条文を暗記するだけでは対応しにくく、市場の状況や実務の流れを理解しておく必要があります。
②土地の形質、地積、地目及び種別並びに建物の形質、構造及び種別に関すること
この分野では、土地や建物の物理的な特性に関する問題が出題されます。
具体的な内容の例
・土地の形質(高低差・地盤などの特徴)
・地積や地目の種類(宅地・田・畑・山林などの分類)
・建物の構造(木造・鉄筋コンクリート造などの違い)
・建築基準や耐震基準に関する知識
特に建物の構造に関する問題は、建築基準法などの専門知識を問われることが多く、宅建業に従事していない一般受験者にとっては、学習の負担が大きい分野です。
宅建試験の5点免除制度を利用すると、試験の46~50問目の5問が免除され、解答すべき問題が45問に減るという大きなメリットがあります。
さらに、合格ラインも5点引き下げられるため、一般受験と比較して合格率が5~10%向上するといわれています。
また、免除される科目は専門的な内容が多く学習の負担が大きいため、その分を他の重要科目(宅建業法・権利関係など)に集中できるのも大きな利点です。
しかし、5点免除を受けるには登録講習の受講が必須であり、講習には15,000円~20,000円程度の費用がかかります。
さらに、受講期間は通信講座を含めて1~2カ月、スクーリング(通学講習)が2日間必要なため、事前にスケジュールを確保する必要があります。
また、本試験では一般受験者よりも試験時間が10分短縮(110分)されるため、見直しの時間を意識した時間配分が求められます。
5点免除制度は、宅建試験の合格率を上げたい人や、学習範囲を絞って効率的に勉強したい人にとっては非常に有利な仕組みです。
一方で、講習の費用や時間をかけたくない人、試験時間の短縮が気になる人にとってはデメリットとなる可能性があります。
宅建業に従事している方であれば、登録講習を受けることで試験の難易度を実質的に下げることができるため、5点免除を活用することで合格の可能性を高めることができるでしょう。
宅建試験における5点免除は、特に不動産業界で働く人々にとって、資格取得をより効率的に進めるための大きなメリットとなります。
免除制度を利用することで、合格に必要なスコアが低くなり、学習の負担を減らしつつ資格を手に入れるチャンスが増えます。
そのため、不動産従事者には特に活用をおすすめします。
5点免除のメリットとデメリットをしっかりと理解し、資格取得の計画に役立ててください。
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