賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
クラスコ代表小村とMC佐久間でお届けする気ままな生配信。
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前回、デジタルマーケティングの強化において、店舗に動画ブースを作っているという話をしました。
動画ブースは完成したのでしょうか、そちらの模様もお伝えします。
動画ブースの大枠は完成しました。
ここは、基本的に、お客様に動画を見ていただく他に、書類を書いていただいたりする専用のブースです。
こちらの狙いとしましては、今まではスタッフがお客様に説明を行っていたのですが、なるべくスタッフとお客様の接触を避けるためにも、動画でしっかりと説明を行いたいと思います。
賃貸物件に入居する際には、いろんな入居中のルールがありますが、困ったときにもう一度見直すことができたり、改めて見直せるように、メールに送信していきたいと思います。
そちらの動画も今、急ピッチで作成しております。
例えば、賃貸部と管理部に、どういった文言が必要ですかといった話もしているのですが、いろんな人がいろんな言い方をしていて、統一性がないことがわかってきました。
マニュアルのある部分は割と揃っていますが、やはり、自分の言いやすいように砕いて伝えてる部分がありました。
店舗によってもやり方に多少の誤差がありましたので、それを取りまとめるだけで物凄い時間が必要でした。
賃貸部は賃貸部だけの視点で、お客様に説明します。
しかし、入居後にトラブルが起きると管理部の方へ「聞いていなかったです。」というクレーム・トラブルが入ることが実際にあります。
もちろん担当者ベースで話はしていますが、結局、賃貸部全体でオペレーションをトラブルがないところまでシステム化されていないことがわかりました。
それを、今回は、どういう文言にすればお客様により伝わるか、何度も見ていただけるか、というところを動画にまとめあげています。
契約までは賃貸営業部、その後のトラブルは賃貸管理部というふうに部署もまたいでいるので、発見しにくかった課題も見つかり、動画を作ってよかったと感じましたね。
相当なノウハウが詰まってる動画になります。
例えば、契約申し込み時にお話しすること、鍵を渡す際にお話すること、更新時に説明すること、解約時に説明することがあるのです。
それは、困ったときに必要であり、前もって説明しても必ず忘れてしまうので、そういった部分を設計していくことも必要だと感じました。
本当であれば2月1日に完成予定だったのですが、動画が遅れていまして。
店舗ありきで考えた動画システムは想像以上によかったです。
動画活用のシステムという点で気づいたこともあります。
きちんと仕組み化されていない部分も実は沢山あるのではないかと思います。
例えば、退去時の原状回復にしても、現地フローのチェックシートはありますが、郵便ポストがボロボロだった場合に何を提案しますか、と聞かれたらどうしますか。
当社で言えば、リノベーションのリノッタは全てパッケージになっているので、誰でも簡単に税引き後のキャッシュフローまでシュミレーションしてパッケージで見積もりも取らずに全て行うことができます。
では、郵便ポストはどうですか。
パッケージになっていません。
そうすると担当者レベルで何がいいかを調べて、どういう施工をすればいいかも分からない、時間もかかるし、機能性、価格交渉なども、こういった動画のシステムを入れていくことが必要かなと感じています。
結果として、お客様に対する伝わりやすい仕組みになったり、お客様満足度が高まる仕組みができることが分かってきました。
動画を作っていくことが一つの標準化だと思うのです。
標準化を作ることが特に大事で、人の説明はわかりにくい部分もありますし、いつでもどこでも再生できるコードを最後に発行して、お客様にお渡ししたいです。
書面で見るよりも、動画の方がわかりやすいですしね、イメージができますし。
全ての部署で、説明部分だけでも動画を整えていくだけでも標準化されるんだなと、今回の賃貸の「お客様のお部屋探しの動画ブースを作ろう!」というところからヒントが沢山ありました。
おそらく、この動画システムを作らなければ、人が説明すると、言った言わないの問題になります。
動画を見ていただいてチェックを付ければ、証拠にもなりますので、言った言わないの防止策にもなります。
動画の活用をどんどんブラッシュアップして、実際にトラブルがどれだけ減ったかを数字で見ていければ、業務改善という意味でも大きな結果が出るのではと思います。
先日の月イチスイッチ「オフィスデザイン」が面白いという反響がありましたので、撮影の裏側を公開します。
県内に、大雪が降った日が撮影日でした。
対談の内容も、流れも決めずに、とりあえずクラスコは全店舗改装しているので、どういった狙いがあるのか、どういったデザインでどのような意図があるのか解説していこうという話でした。
オフィスはオペーレーションシステムなので、企業の課題を解決するデザインだと思っているので、それをどういう風に設計したかを30分ぐらい話しましょうということでした。
結果、1時間以上話しまして、楽しかったです。
普段、オフィスデザインって意識があまりないのですが、話しているとこうしなきゃいけないなとか、そこにも気づくことが多くありました。
来週は、対談の続き、再来週以降は、最先端オフィスデザイン事例をお送りしますので、お見逃しなく!
▷▶︎オフィスデザイン対談【一週間限定で公開中!】
簡単なアンケートにお答えいただくと、過去配信動画が全編視聴可能に!
月イチスイッチ限定配信URL→→→https://www.crasco-consul.com/switch-archive
おすすめの本は「PRINCIPLES(プリンシプルズ) 人生と仕事の原則」です。
著者はレイ・ダリオ氏。
一度、事業を失敗し、その後、人との関わり方やチームの作り方を学び始めました。
完璧な人間はいないく、その人その人に強みがあるので、その強みにフォーカスしています。
欠けている部分かあるとしたら、それを補うようにチームを組みなさいと、いうようなことが書かれています。
あとは自分一人経営をしていると、いろんな落とし穴に落ちたりすることもあると思うのです。
それにはチームを頼りにしてくださいと、もう目から鱗でした。
YouTubeを初めて1年ほど経ちます。
進め方に迷いもありましたが、最初に比べると完成度も上がりました。
不動産テックのTATSUJINはバージョンアップを続けており、より見やすく、より分かりやすい内容になっているのではないでしょうか。
特に、今回の月イチスイッチ「オフィスデザイン」の動画もこだわりましたので、皆様、YouTube「不動産テックのTATSUJIN」の方もよろしくお願いいたします。
【次回、月イチスイッチ予告!】