賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
クラスコ代表小村とMC佐久間でお届けする気ままな生配信。
不動産業界の旬なトレンドから不動産業会社様のお役に立つ情報をリアルタイムでお届けしています。
毎週木曜日 19時から不動産テックのTATSUJINfacebookライブにて生配信中!
※今後YouTube LIVEでも配信を予定しています。
不動産テックのTATSUJINFacebookライブ第9回の様子を共有致します。
本日は株式会社KACHIAL代表取締役の高橋幸一郎様がゲストで出演。
経営者目線でみたブランディングや賃貸業界について”カチアル”お話満載です。
株式会社KACHIAL
代表取締役社長 高橋幸一郎
1977年生まれ
国内高校1年修了後、単身渡米マサチューセッツ州 Cushing Academy入学。
同州Bentley universityにてManagement専攻、卒業。
新卒で大手外資系ITコンサルティング企業に入社。
高齢者介護施設立ち上げ、運営会社、医療系コンサルタント企業をへてLuminous Corporationを創業。
2015年5月株式会社ハウジング恒産 取締役副社長就任、
2017年7月より同社代表取締役へ就任、
2020年6月1日「株式会社KACHIAL」へ社名変更しました。
株式会社KACHIALは東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県で約8000室を管理しています。
2020年6月1日「株式会社ハウジング恒産」から「株式会社KACHIAL」へ社名変更しました。
KACHIALは、不動産コンサルティング会社として、お客様の資産全体の価値を高められるようにサポートしています。
今日よりももっと明日が、未来が良くなるようなサービスこそが、わたしたちが提供するべき「価値あるアイデア」です。
このアイデアで、出会うすべての人を明るくし、世界中を明るくすることをわたしたちは目指します。
株式会社KACHIAL高橋社長
社名変更からオフィスのリニューアル、海外進出など幅広く事業展開している株式会社KACHIALはとてもスピード感があります。
常に動いていないとダメなのかもしれません。
会社は伸びますが、社員は大変ですよね。
我々が引力を持っていると、引力に吸い寄せられて集まってくることはあるかもしれません。
株式会社クラスコ小村社長
高橋社長の考え方は、他の不動産会社と違ってロジカルで熱く、なかなかいないタイプですね。
我々は社名変更をした際に、社員が多く辞めてしまったのですが、今回社名変更をした時に、社員が辞めるといったことはありましたか。
株式会社KACHIAL高橋社長
クラスコさんにもブランディングでお世話になり、社名変更を行なったのは今年(2020年)なのですが、その3〜4年前から、生産性向上の取り組みを社内で進めている中で、当然、会社の進んでいこうとしている方向性を好まない人はその都度いました。
ですので、毎年の離職率は10〜20%の間で、ここ3、4年移行していることが実態です。
ただし、ブランディング前と後で大きく違うのは新卒採用です。
ブランディング前は、会社の経営理念が浸透していませんでした。
この会社は何のために存在するのか、という問いに対しての明確な答えを有していませんでした。
しかし、「KACHIAL」にリブランディングさせていただいて、「価値あるアイディアを提供し、世界中を明るくする」という言語化し、明確にパンフレットやWEBページで発信すると、採用の面接の際に会社の音をとても言いやすくなりました。
それにより、新卒の採用力は格段に上がりました。
尚且つ、社員の中でも「そのアイディアはいいね。」「価値あるね。」という言葉が普段でも聞こえるようになりました。
「価値ある」(KACHIAL)は社内だけでなく、社外でも使える言葉なのでどんどんアピールしようと思っています。
株式会社KACHIAL高橋社長
KACHIALのYouTubeチャンネルは社員の企画で始めています。
きっかけは、僕の方からこういうのどうかな、他の会社はこういうのを展開しているけど、うちだったらどういうやり方ができるかな、というフリを投げかけました。
TRY&ERRORで、わかんないけどやってみます、という社員がいてくれたのでよかったです。
そこからKACHIALとユーチューバーで「カチューバー」というプロジェクトを命名しました。
出演者が男性ばかりなので、女性がいた方がいいよねという話題が社内で上がっています。(笑)
株式会社KACHIAL高橋社長
僕が漠然と感じているイメージは、やはり統廃合が進んでいくんだろうなと感じています。
僕の実家の起源は祖父の作ったお米屋さんなのですが、お米屋さんと似たような道を辿る気がしています。
お米屋さんが辿った歴史というのに似る気がします。
その昔、お米屋さんはエリア制だったんですね。
商圏エリアが決まっていたのです。
お米はお米屋さんでしか売られていなかったのに、ある時を境に、スーパーでも売られるようになりました。
それでお米屋さんが沢山潰れていったんです。
ですので、今の日本全国の不動産の仲介会社は基本的にそれと同じように統廃合が進んでしまっていて、メガ不動産会社に商圏を奪われて、小さな不動産会社が潰れてしまうという危機感を感じています。
なぜならば、今の時代はITというツールがあるがゆえに、物理的な距離を容易に0にすることが出来るので、地域密着型の物理的にそこにいなきゃいけない理由がなくなってしまうからです。
だから10年後、不動産の仲介会社はなくなるのではないかという危機感を感じています。
不動産管理会社しか残らないかもしれません。
しかし管理会社も業務フローや組織体制、料金体制、サービスクオリティをより安くよりクオリティの高いサービス提供をする会社に全てとって変わられてしまうと思うので、そこの競争力を今のうちに身につけておかないと、5年後、10年後一気にやられてしまうだろうなという危機感を持っています。
株式会社KACHIAL高橋社長
僕にとって理想は1つのものを作り上げた後に、全部自立していくことです。
ですから、KACHIALそのものもそうですし、KACHIALが生み出した子会社だったり、サービスや商品も、商品に携わっている人だけで更に成長して、子供みたいに自立していくことが理想です。
どうしても、僕に依存する会社組織だと、僕が離れられなくなってしまうので、僕が居ようが居まいが成長し続けてくれれば、居なくても成長は止まらないので。
まさにアップルも今、その状態に入っていると思うんです。
明確にこれからの業界の行く末を見据え、行動し実現化している株式会社KACHIALの成長は止まることを知りません。
非常に「価値ある」お話を伺うことができました。
今回、載せきれなかったこぼれ話もありますので、詳しくは動画をご覧ください▼