賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
新型コロナウイルスの影響もあり、以前よりもさらに注目されているeラーニングですが、皆さんはeラーニングとは何か、詳しく説明できるでしょうか?
社員研修の代わりに行う社員教育などにおいて今後ますます広まっていくであろうeラーニングについて、その歴史やメリットをご紹介します。
eラーニングとは、簡単に言うと「コンピュータとインターネットを利用した、双方向的なコミュニケーションが可能な学習方法」です。
「eラン」と略されることもあり、最近では「オンライン学習」とも呼ばれ注目を集めています。
eラーニングではパソコンやスマートフォンなど身の回りのモバイル端末を用いて、業務の合間や通勤時間など、受講者の好きな時間に学習することができます。
教材は文字情報や図表のほか、映像やアニメーション、CG(コンピュータ・グラフィックス)やVR(ヴァーチャル・リアリティ:仮想現実)などを利用することができ、効果的な学習が可能です。
企業の研修に適したさまざまな分野の教材がすでに用意されているほか、内製化することもできます。
企業での社員研修をeラーニングで行う場合を集合研修で行う場合と比較すると、費用を大幅に抑えることができます。
また、学習は受講者各自が好きなときに行えばよいので、スケジュール調整の手間もかかりません。
eラーニングはモバイル端末があれば行えるため、遠隔地の支店などでの研修も交通費や宿泊費などを一切かけず、本社と同じ内容のものをスピーディに、かつ、一人一人のタイミングに合わせてタイムリーに実施することが可能となります。
eラーニングの「e」は、electronic(電子的な)の意味で、e-mailの「e」と同義です。
eラーニングとは独学あるいは通信教育が電子化され、CD-ROMやDVDを教材としてパソコンで学習することです。
当初はCAI(コンピュータ支援教育)とも呼ばれていました。
CD-ROMやDVDになることで、教材に音楽や動画が盛り込まれ採点も自動化されました。
これがインターネットの普及により双方向のやり取りが可能になったため、教材を配布することなくスピーディな提供ができるようになりました。
また、受講生のリアルタイムな学習進捗管理も可能なので、管理側も学習進度を把握できます。
この進化が低コスト化にもつながり、多くの教材とサービスが生まれています。
現在ではクラウドとモバイル端末を利用することで、ちょっとした空き時間でも学習できる環境に進化しており、eラーニングはまだ尚進化を遂げているのです。
ここでは、eラーニングのメリットをご紹介します。
eラーニングは受講者側にはもちろん、運営する企業側にも多くのメリットがあります。
まず、メリットの1つ目としては教育・研修コストの削減が挙げられます。
具体的に、集合研修をする場合に発生する以下のコストが、eラーニングにおいては発生しません。
この他にも、研修のために人を集めた際に飲み物や昼食代がかかる企業もあるかもしれません。
eラーニングで研修を実施することで、会場にかかる費用や講座のテキストの配布にかかる手間や費用を削減することができます。
また、同じ研修を違う地域で実施する場合、集合研修は実施回数分の様々な費用が発生しますが、eラーニングであれば講座を1回作成すれば場所に関係なく繰り返し活用できます。
さらに毎年同じ講座を実施する場合、過去作成したものを使うということも可能です。
2つ目の運営側のメリットとして、学習機会を平等に提供できるため、教育レベルの向上・均一化が実現できるということが挙げられます。
組織全体の知識を底上げするためにも、企業にとって受講者に均等に学習機会を提供することは、非常に重要です。
会場や受講日によって受講者の理解した深度が異なってしまうと、ムラのある研修を提供したことになってしまいます。
結果的に、次回以降の研修を一番理解度が低いところにあわせて続けるか、他の受講者と同じ理解度になってもらうための自習を促す、といった対応をすることになります。
受講者が研修の運営側に対する不満を抱くきっかけになってしまいますので、eラーニングによって学習機会を均等に提供できることは、大きなメリットであると言えます。
また、eラーニングの中には受講者のレベルに応じて必須授業の設計ができ、従業員ひとりひとりに必要なスキルを確実に学ぶことができるものもあり、教育レベルの向上につながるのです。
運営側の3つ目のメリットとして、学習履歴や成績の管理などのデータ収集体制の構築が可能であることが挙げられます。
eラーニングの場合、受講者の行動履歴を全てデータで記録しておくことができます。
運営側は誰がいつ何を学習したのか、講座内にあるテストの成績をデータベース化して管理することができます。
企業がeラーニングを運営する場合、LMS(ラーニング・マネジメント・システム)と呼ばれるeラーニングを組織的に運営するためのシステムを活用することが多いです。
このLMSを活用することで、より大規模に効率的に学習履歴や成績データをeラーニングの改善や人事評価等に活かすことが可能なのです。
運営側の4つ目のメリットとして、運用コストの削減につながることが挙げられます。
eラーニングには、運営側が簡単に教材を作成できるものもあります。
例えば、eラーニングを活用してコンプライアンス研修を実施する企業が昨今増えていますが、法律の改正に合わせて微修正を行ったり、受講者の理解を深めるために最新の事例に差し替えたりしたいという場合があります。
上記のような修正や追記があった場合でも、eラーニングの管理画面から部分的に新しい教材に差し替えることが簡単にできます。
また、J-SOX(内部統制報告制度)の研修の一部にコンプライアンスで作った教材を差し込みたいというように、教材の一部を他の教材に転用することも簡単に行うことができます。
eラーニングで学習をする際にその教材を用意するだけでは、テキストや学習ビデオを配布するのとほとんど変わりません。
eラーニングのメリットである管理性を実現するには、上記でも少し触れた学習管理システムを活用しましょう。
これは「Learning Management System」を略してLMSとも呼ばれます。
このLMSを導入すると、以下のことが可能となります。
学習者の管理
いつ誰が何を学習したのかをシステム上で確認することができます。
きちんと学習していない人にはリマインドメールを送るなどの対応も可能です。
教材の管理
eラーニングの教材はLMSで管理をします。
そのため、簡単に教材を配信するタイミングを決めたり、教育内容を修正したりできます。
その他の学習・管理支援
LMSにはテキストの作成やその結果の集計・分析などの管理者向けの機能が搭載されています。
また、プロフィールや掲示板、チャットなど受講者向けの機能もあります。
eラーニングの理解において、参考にしていただけましたでしょうか?
最近ではクラウド型とモバイル端末の普及を背景に、eラーニング導入のハードルが下がってきました。
この機会に導入を検討されてみることをおすすめします。
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