賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
近年「シェアリング」という考え方が一般化してきており、それに伴って様々なサービスが生まれています。
不動産業界においても関係のない話ではありません。
不動産に関するシェアリングサービスも存在し、今までとは違った不動産の活用法として注目を集めてい流のです。
今回は、シェアリングに関する不動産テックのサービスをご紹介します。
分かち合う、共有する」という意味の「Share」を語源としたもので、考え方自体は古くから存在します。
シェアリングとは「今では車や服、カバンなどもシェアの対象であり、買わずに誰かとシェアするという考え方が若者を中心に強まってきています。
そして、最近はものだけでなく不動産に関しても徐々にシェアリングの考え方が広まってきており、そのやりとりをスマホやPCでできるようにするのが不動産テックとしてのシェアリング領域です。
不動産や空きスペースを短期〜中長期でシェアするサービスやそのマッチングを行うサービスです。
現在は物件や土地だけでなく、別荘やオフィス、駐車場、倉庫、テナントなど様々なものがシェアされるようになってきており、そういった不動産のシェアをビジネスにする会社が増えてきています。
そしてそのやりとりを快適にし、また管理するものとしてサイトやアプリなどのテクノロジーが必要であり、それらのサービスは不動産に関するテクノロジー活用、つまり「不動産テック」のシェアリング領域と呼ばれます。
シェアリングを活用した不動産テックは続々と登場してきています。
その中でも代表的なサービスを5つ紹介します。
「akippa」は個人の家やマンションなどの空いているスペースを持っている人と駐車場を借りたい人をつなげる駐車場予約アプリです。
空きスペースを持っている人はそれをakippaに登録・掲載し、それを利用したい人はオンラインで決済・予約、利用された料金に応じて空きスペースオーナーに報酬が入るという仕組みになっています。
空きスペースを活用したものなので、一般的なコインパーキングと比べると価格も安く、事前予約で快適に使用することができます。
akippaのホームページはこちら
「STAY JAPAN」は、民泊予約サイトで、日本で初めての公認民泊事業となります。
日本を訪れる外国人に向けて民家やアパート、または古民家などの空き部屋を日本での宿泊場所として提供しています。
最近は外国人だけでなく、国内旅行や出張の際の宿泊先として日本人の利用も増えています。
STAY JAPANのホームページはこちら
「他の人とのシェアハウスを体験してみたいけど、自分の時間は確保したい」という人に向けた新しい一人暮らしのスタイルを提案するのが「SOCIAL APARTMENT」です。
シェアハウスと違いそれぞれ個別に居住しているのでプライバシーが守られた上で、他の入居者とのコミュニケーションの場として共有ラウンジが設けられている、今の若者のニーズにあった物件と言えます。
SOCIAL APARTMENTのホームページはこちら
「ADDress」は日本の各地で運営している物件に定額で住める、いわゆるサブスクモデルのサービスです。
月額4万円でどこでも住み放題、電気・ガス・水道代は全部込みで初期費用も一切なし、移動は何回でも可能とかなり利用しやすいものになっています。
フリーランスの人のコワーキングスペース利用やファミリーの別荘としての利用方法もあるので、様々なニーズにマッチした新しいサービスとなっています。
ADDressのホームページはこちら
不動産テック「Keycafe」は企業向けの鍵管理システムです。
本人確認や宿泊台帳の代わりになるのでロビーや玄関におくことでチェックインの無人化が可能で、またカーシェアリングなどの鍵受け渡しサービスと連動することで共有型の鍵を管理することもできます。
そのほか、メールアドレスや電話番号でアクセス権を付与でき、物件内見の際の鍵の受け渡し管理にも一役買います。
Keycafeのホームページはこちら
稼働していない不動産を稼働させることにあります。
不動産テックにおけるシェアリングの意義としては、今は人口減少によって空き家率が上昇しており、利用されていない部屋や駐車場も多く存在します。
それらを有効活用させたり、その活用をアシストするようなサービスの必要性は高まっています。
また地方の活性化にも寄与する可能性を秘めており、ITの力を活用してサービスの利便性を高めていくことで今後さらに普及していくことでしょう。
不動産テックとしてのシェアリングは今後さらに拡大していくことが予想されます。
稼働されていない不動産の活用をする上でシェアリングはかなり効果的な施策なので不動産テックの導入を検討してみるのも良いかもしれません。
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