賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
賃貸物件を探す際、スマートフォンのアプリを活用する方が増えています。
物件探しアプリは、場所や条件を簡単に絞り込める便利なツールとして、多くの人々に利用されています。
時間や場所を問わず、手軽に物件情報を閲覧できるため、これまで以上に効率的な物件探しが可能です。
しかし、アプリにはさまざまな種類があり、それぞれの特徴や活用方法を知ることが大切です。
本記事では、物件探しアプリのメリットや注意点を押さえつつ、自社物件サイトや不動産ポータルサイトといった異なるタイプのアプリについて解説します。
物件探しアプリは、不動産賃貸や購入物件をスマホやタブレットで簡単に検索・比較できるツールです。
多くのアプリは不動産会社や賃貸ポータルサイトが提供しており、条件検索、写真閲覧、地図表示、問い合わせ機能などが搭載されています。
オンラインで簡単に物件情報を収集し、気になる物件に直接問い合わせたり見学予約を行ったりできます。
物件探しアプリのメリットは、通勤時間や空き時間を活用しながら、いつでもどこでも物件検索ができる利便性があります。
数万~数十万件以上の豊富な物件情報から、エリアや間取り、賃料などの条件を細かく設定して理想的な物件を効率的に絞り込むことが可能です。
また、新着物件や値下げ情報をプッシュ通知で受け取れるため、タイムリーに物件情報をチェックできます。
さらに、ユーザーの口コミやレビューを参考にして物件やエリアの評価を事前に確認でき、不動産会社や担当者とはチャットや電話機能を使って直接やり取りができる点も便利です。
物件探しアプリを利用する際にはいくつかの注意点があります。
まず、掲載情報が最新でない場合や成約済みの物件が表示されることがあるため、気になる物件は迅速に確認することが重要です。
また、家賃だけでなく管理費や礼金、敷金といった諸費用も含めて詳細に確認し、後から隠れた費用が発覚しないよう注意が必要です。
同じ物件でも仲介会社によって対応や手数料が異なる場合があるため、口コミや評判を確認して信頼できる会社を選びましょう。
最後に、アプリだけでは近隣環境や住民の雰囲気といった情報は分からないため、現地確認や他の情報源を併用することで、より正確な判断ができます。
物件探しアプリは主に「自社物件サイト」と「不動産ポータルサイト」に分けられます。
それぞれの特徴をお伝えします。
自社物件サイトは、特定の不動産会社が管理・運営する物件を中心に紹介するアプリです。
自社管理物件のため詳細な情報が得られるほか、限定キャンペーンが利用できる場合もあります。
また、直接契約が可能なため、仲介手数料が割引されることや手続きがスムーズである点も特徴です。
提供する不動産会社によって、高級物件や新築物件、リノベーション物件など、取り扱う物件の傾向が異なることもあります。
代表例
アパマンショップ:全国規模の豊富な自社物件を提供。
goodroom:デザイン性やリノベーション物件に特化。
レオパレス21:家具付き物件や単身者向け物件が中心。
不動産ポータルサイトは、複数の不動産会社が登録する物件を一括で検索できるアプリです。
参加する不動産会社が多いため物件数が非常に豊富で、複数の物件やエリアを同時に比較でき、幅広い選択肢を得られるのが特徴です。
また、同じ物件でも異なる会社が異なる条件で掲載している場合があり、選び方次第で条件の良い契約が可能です。
さらに、ユーザー目線での検索機能や口コミ情報が充実していることもポータルサイトの強みです。
代表例
SUUMO:物件数が多く、詳細な条件で検索可能。
HOME'S:豊富な写真や口コミ情報を掲載。
アットホーム:地域密着型の物件情報が強み。
DOOR賃貸:最新のキャンペーン情報や家賃割引物件に注力。
ietty:AIやチャットを活用した提案型のサービス。
ここからは、おすすめの物件探しアプリをご紹介します。
数多くある家探しアプリの中で、どれを選ぶか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
【goodroom(グッドルーム)】
https://www.goodrooms.jp/tokyo/
goodroom(グッドルーム)は、デザイナーズ物件やリノベーション物件に特化した賃貸情報サイトです。
おしゃれで個性的な住まいを探している方に最適で、インテリアや空間デザインにこだわりたいユーザーに支持されています。
特に、デザイン性の高い物件やユニークなリノベーション事例が豊富に掲載されており、理想のライフスタイルを実現するための選択肢が広がります。
【Canary(カナリー)】
Canary(カナリー)は、全国の賃貸マンションや新築・中古マンションの情報を幅広く網羅した物件情報サイトです。
豊富な絞り込み機能を活用することで、通勤時間や予算、間取りなどの希望条件に合わせた物件を効率的に探すことができます。
多様なニーズに応えられる柔軟な検索機能と豊富なデータが特徴で、初めての物件探しからこだわりの住まい選びまで、幅広い利用者に対応しています。
【ietty(イエッティ)】
ietty(イエッティ)は、チャット形式で物件探しができる革新的な賃貸サービスです。
専属の担当者が利用者の希望条件に合わせた物件を提案し、オンラインでのやり取りを中心に進行するため、時間や場所に縛られず効率的に物件探しを行えます。
対面での手続きが難しい方や、スマートフォンやパソコンを活用した便利なサービスを求める方に最適です。
【DOOR賃貸】
DOOR賃貸は、全国約600万件の物件情報を掲載する大規模な賃貸情報サイトです。
豊富な物件数から希望に合った物件を探せるだけでなく、入居が決定すると最大10万円のお祝い金がもらえるキャンペーンを実施しており、経済的なメリットも魅力の一つです。
多くの選択肢の中から最適な住まいを見つけたい方におすすめのサイトです。
【SUUMO】
SUUMOは知名度・物件数ともにNo.1を誇り、全国の物件情報を網羅した賃貸情報プラットフォームです。
豊富な検索条件を活用することで、希望に合った物件を効率的に探せるため、全国規模で幅広い選択肢を求める方に最適です。
利用者の多様なニーズに対応し、信頼性と利便性を兼ね備えたサービスが特徴です。
【アットホーム】
アットホームは、地域密着型の不動産ポータルサイトで、全国の賃貸物件や売買物件の情報を提供しています。
地元に精通した不動産会社の情報も掲載されており、地域特有の情報やサポートを得られる点が特徴です。
地元志向の方や詳細な地域情報を重視する利用者にとって、信頼性の高い物件探しが可能なサイトです。
【アパマンショップ】
アパマンショップは、全国に店舗を展開する大手不動産仲介会社です。
アプリを活用することで物件検索はもちろん、店舗スタッフとの連携が可能となり、スムーズな物件探しをサポートします。
豊富な物件情報と全国規模のネットワークを持ち、多様なニーズに応える信頼性の高いサービスが特徴です。
ヘヤサガは、株式会社クラスコが提供する賃貸物件検索Webサイトです。
ユーザーが楽しみながら効率的にお部屋探しを進められる工夫が満載です。
360°バーチャル内見でリアルな内見体験を実現
お部屋の中を実際に歩いているかのように、建物全体をウォークスルー形式で確認できます。
室内だけでなく、エントランスや外観、階段、廊下まで詳細にチェック可能。
移動が難しい方や効率的に物件を選びたい方に最適です。
豊富な情報で物件選びをサポート
多数の物件写真、バーチャル内見、スタッフによる案内動画、周辺施設の情報などを充実させました。
現地に行かなくても、内見前に物件をしっかり比較・検討できます。
スマホ操作に最適化したシンプルなデザイン
直感的に使えるデザインを採用。
必要な情報がすぐ見つかるよう、色数を抑えて視認性を高め、スマートフォンでも快適に操作できます。
大きな物件写真で一目でわかる部屋の雰囲気
写真を大きく表示することで、部屋のイメージをすぐに把握できます。
迷わずスムーズに物件選びを進められます。
【ヘヤサガ 】
https://heyasaga.jp/
物件探しアプリは、手軽さと効率性から、賃貸物件を探す際の頼れるツールとなっています。
それぞれのアプリには独自の特徴があり、自分のライフスタイルやニーズに合ったものを選ぶことで、よりスムーズに理想の物件に出会えるでしょう。
どのアプリを選ぶにしても、メリットや注意点をしっかりと理解し、上手に活用することがポイントです。
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