賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
2023年、大手企業がCMやポスターなどでAI広告モデルを起用し話題となりました。
この新しい風は不動産業界にどのような変化をもたらすのでしょうか。
今回は、AIを活用した物件プロモーション事例をご紹介いたします。
リノッタでは、コンセプトのある部屋づくりをし、その上でプロモーションを行いますが、お部屋をプロモーションする際に人物がいる方がよりコンセプトが伝わりやすいのではないか、と思いました。
そこで、始めたのがAIモデルによるプロモーションです。
AI人物素材のメリットは、実際の人物写真を使う場合にあり得る、被写体から写真使用許可を撤回されるなどの問題が起こりえないことです。
そしてコスト面でもメリットが生じます。
実在する人間のタレントや広告モデルを起用した場合、当然のことながらギャラが発生します。
TVCMのギャラ相場としては、有名俳優さんでCM1本につき1千万円以上、トップクラスの芸能人・スポーツ選手だと1億円といった驚きの高額ギャラが発生します。
AIタレントやAI広告モデルであれば、雇用する際の固定費が必要なくなるので、コスト削減の効果はかなり大きくなります。
実際に、伊藤園は2023年9月にリニューアル発売した「お〜いお茶 カテキン緑茶」のテレビCMに生成AI(人工知能)で作成したモデルを起用しました。
テレビCMへのAIタレントの起用は日本で初めてであり、SNSなどで大きな話題を集めました。
また、野村ホールディングス(HD)も2023年夏、実在しないバーチャルヒューマンの「imma(イマ)」を起用しています。
さらに、独特の世界観で広告を発信する「パルコ」では、最先端の画像生成AIを駆使したファッション広告を発信しています。
最大の特徴は、人物から背景に至るまですべてをプロンプト(画像生成のための言葉)で作成しているという点です。
このように、大手企業ではAIモデル・AIタレントを起用した広告をいち早く取り入れています。
リノッタのお部屋にAI広告モデルを起用した事例をご紹介します。
以下の画像の背景は、実際にある賃貸物件のお部屋です。
それぞれのお部屋にはコンセプトがあります。
例えば、「チョコミン党」はお部屋のアクセントクロスに爽やかなミント色とシックなグレーを使用しています。
好き嫌いの分かれるチョコミントのように、好きな人にはとことん愛される内装となっています。
詳細なコンセプトをもとに、画像生成AIに年齢や性別、ヘアスタイル、服装、小物、アクセサリー、メイクなどの詳細なプロンプトを打ち込みます。
多くのパターンを作成しながら、クラスコの専属モデルとして、名前やキャラクターを決めています。
これから、ポスターやホームページなどの様々な場所で活躍していただきたいと思っています。
YouTube番組で、落合陽一さんが「生産性は10倍になっていい」とおっしゃっていました。
体感としては、生産性は2倍ほどになっているのではないでしょうか。
画像生成や文章生成、英訳、コピーライティングなど、AIで作った「たたき」をもとに、100%の形に組み上げていく使い方をしています。
AIを使わない日はないというほど、毎日AIを使用していますが、なかなか難しいところです。
しかし、それほどAIの可能性があるということです。
日常、目にしている広告やポスターが実はAI画像だったということがあるかもしれません。
それほど自然と生活に溶け込み、共存しているのです。
さらにAIでは従来の人物やイラストではない目をひくようなインパクトを作り出すことも可能です。
このインパクトがこれからの不動産業界にも必要なのではないでしょうか。
本記事は以下の動画を参考に作成しています。
こちらも是非ご視聴ください↓
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