購入検討の反響が2倍になった不動産売買VCの施策とは？｜山梨県 エスティケイ様

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賃貸管理会社の皆様、物件の売却により管理が外れるご経験はありませんか。

賃貸仲介・管理のイメージが大きい不動産会社では、売買部の認知度は低いことが課題として挙げられます。

そこで今回は、賃貸管理会社のイメージから脱却し、不動産売買事業の展開に成功した事例を解説させていただきます。

不動産会社のマルチブランド戦略

マルチブランド戦略とは、同一カテゴリーの商品やサービスを自社で複数ブランド展開することを言います。

同一の会社でマルチブランド展開を行っている企業は意外と多く存在します。

有名な例を挙げると、トヨタ自動車は同じ自動車のカテゴリーで「TOYOTA」ブランドと「LEXUS」ブランドを並立させて展開しています。

このマルチブランド戦略を不動産会社にも取り入れました。

クラスコのマルチブランド戦略

クラスコは、お部屋探しのお客様、オーナー様、売買を希望するお客様向けに、それぞれ異なるブランド戦略を展開しています。

専門店化することで注目度が上がり、地元の放送局から取材の依頼も受けました。

各ブランドにピンポイントで訴えかけるキャッチコピーを採用することで、集客力においても圧倒的な成功を収めています。

株式会社エスティケイ（山梨県）

株式会社エスティケイ：https://www.rea-stk.co.jp/

2022年の11月に売買の窓口へ加盟され、不動産売却の提案内容が属人化し、担当者によって提案内容にばらつきが生じているとご相談をいただきました。

売却ガイドブックを活用した効果

課題の解決法といたしまして、売買の窓口で準備した「売却ガイドブック」「購入ガイドブック」をお渡ししました。

このガイドブックに沿って営業スタッフがお客様へのご説明を行い、お客様にもお渡ししました。

担当者が変わっても同じ説明ができ、お客様にとっては手元に残る資料となります。

ガイドブックの内容は不動産売却・購入の流れや不動産情報に関わるものが網羅されています。

結果として、ガイドブック活用前と比べて1.7倍の受託数に伸ばすことができました。

NODALVIEWを活用した効果

売買の窓口に加盟すると、NODALVIEWというツールが活用できます。

NODALVIEWとは、スマホで簡単に360°バーチャル内見の撮影と作成が可能なアプリです。

撮影した高品質の写真やパノラマ写真をクラウドの管理画面上で編集し、超高品質の物件動画として、無制限に書き出すことができます。

また、 動画でのプロモーションが効果的なSNS、動画投稿サイト、ホームページなどの各種プロモーションに有効活用頂けます。

売買物件にNODALVIEWを活用することで、キッチンのメーカーや収納の幅などを記載することができ、より多くの反響に繋がるような活用ができます。

実際に、購入検討の反響が2倍に増加しました。

バーチャルツアーの使い方ですが、少し安価な物件の場合に案内に行き、決まらないとなると単価が上がらず厳しいというお声をいただきました。

解決策としまして、URLを事前に送り、バーチャルツアーで確認いただき、感度の高い方だけをご案内するという活用方法もされています。

不動産会社のマルチブランド戦略における可能性

マルチブランド戦略は大手企業が行うイメージがありますが、中小企業の中にも導入しているケースは少なくなく、規模を問わずに様々な企業が戦略として取り入れています。

ブランドを立ち上げる際のコンセプト設定や明確なターゲティングを行うことで、どのような企業であってもマルチブランド戦略を成功させることは十分に可能です。

本記事は以下の動画を参考に作成しています。

こちらも是非ご視聴ください↓

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