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これからの不動産業界に必要なこと

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これからの不動産業界に必要なこと

おかげさまでクラスコは2023年12月現在、60年目の節目を迎えています。

創業当初は、金沢市玉川町通りに「タカラ不動産商事」としてスタートしました。

その後、1972年に金沢市本町に移転し、1984年に「タカラ不動産株式会社」に名称変更しました。

2013年には、株式会社クラスコに社名変更しています。

クラスコは、石川県を中心に、全国に1,000店舗以上のネットワークを展開する、総合不動産企業です。

賃貸管理、売買仲介、リフォーム、マンスリーマンション、コインパーク、コインランドリーなど、幅広い事業を展開しています。


60周年を迎え、今後どのような取り組みをしていくのか、生成AIをどのように活用するのか、掘り下げていきましょう。


<目次>
進化し続けるAI技術
㈱クラスコでの現在の取り組み
 画像生成AIと物件プロモーション
 動画と音楽でプロモーション
 オウンドメディアで活かす
 社員教育にも活かす
㈱クラスコの今後の取り組み
 スマホで完結
 ショート動画を活用
 主軸を考える
まとめ


進化し続けるAI技術

生成AIとは、入力されたデータから新たなデータを生成するAIのことです。

画像、音声、テキスト、音楽など、さまざまなデータを生成することができます。

例えば、画像生成AIは、現実には存在しないような、想像力豊かな画像を生成することが可能です。

音声生成AIは、人間が歌うことができないような美しい歌声を生成することができ、テキスト生成AIは、人間が考えもつかないような斬新なストーリーや小説を生成することができます。


生成AIの可能性を、分かりやすい形で社会に提示したのは米オープンAIです。

同社が2022年にリリースした「ChatGPT」などの対話型で生成AIを使えるサービスは、その利便性の高さから瞬く間に広がりました。

知りたい質問を文字で入力すると、あたかも画面の向こうにいる人が手入力で答えてくれたかのように、詳細な文章で答えを自動的につくって打ち返してくれるのです。

ChatGPTが号砲を鳴らす形となり、大手IT企業からスタートアップ企業までが、こぞって生成AIの開発に参入しました。

生成AI全体の注目度が一気に高まっているのです。

人口減少に伴い不動産業界の生き残り競争が激化していくことが予想される中で、不動産会社がこの生成AIの活用に取り組んでいくことは、早ければ早いほど良いのではないでしょうか。


㈱クラスコでの現在の取り組み

AI技術が進んだことで、手間と時間、コストがかかり中小企業では実現不可能だと思われていたことが出来るようになってきたことで、クラスコではAIを積極的に取り入れています。

ここからは、弊社(株)クラスコの取り組みをご紹介します。


画像生成AIと物件プロモーション

「部屋と美女コレ」

まだリリース前ですがこのような画像も作ることが出来ます。

俳優さんを採用するといったことはコスト面で見ても、大手企業でしかできません。

私たちのような中小企業は、AIを採用すると今までできなかったようなプロモーションを行うことができるのではないでしょうか。


動画と音楽でプロモーション

動画や音楽からのアプローチも行なっています。

例えば、TikTokやインスタグラムのリールに投稿する音楽も、AIで作成可能なのです。

歌詞を入力するとそれに合わせた曲をあっという間に作成し、歌ってくれるのです。


オウンドメディアで活かす

チャットGPT も生成AIの一種で、文章を生み出す事ができるツールです。

必要なプロンプトを入力すれば質問に適切な応答を生成してくれます。

「GPT-4」では、GPT-3.5に比べて出力精度が高く、誤字脱字が大幅に減ったのはもちろんのこと、複数の指示を含む応用的なプロンプトの意図にも対応できるようになりました。

また、テキスト情報のみならず、画像や音声などのフォーマットも入力データとして処理できるように進化しています。

この生成AIを活用すれば、文章の量産や安定した作成が可能になります。


しかし、12月6日にGoogleが発表した、ジェミニは、テキストや画像、音声、動画、プログラムコードなど様々な種類の情報に対応できる「マルチモーダル」が特徴です。

主要な指標の多くで米オープンAIの大規模言語モデル「GPT-4」を上回ったといいます。

ジェミニの活用方法についてはまだまだ可能性がありそうですね。


社員教育にも活かす

世の中の変化のスピードはとてつもなく早いと感じます。

しかし、弊社では社員教育にも「変化することを当たり前にする」ことを盛り込んでいるので、社員の皆さんは新しいことが始まっても柔軟に対応してくれています。

時代が早いスピードで変わっていますので、それに合わせて適応していかなければなりません。

社員教育で使用している「きょういくん」では今までクラスコで試したり利用してきたものを全て取り込んでいます。

社員の研修についても、入社1年目のフォローアップ研修は毎月行い、入社2年目、3年目も3・4ヶ月ごとに研修を行なっています。

研修を行うごとに、内容はアップデートをしていて、フィードバックの内容も良いものとなっています。


不動産会社のためのeラーニングシステム「きょういくん」:https://www.crasco-consul.com/kyouikun


㈱クラスコの今後の取り組み

(株)クラスコは創業60周年を迎えるにあたって、ファン作りを意識した取り組みを行なっています。

例えば、意識した空間作りやポイント制度の導入、現地にQRコードを設置しお困り事があれば即アクセスしてもらうような仕組みづくりを行なっています。

さらに、クラスコの賃貸物件に入居したい、お任せしたいと思ってもらえるようなコミュニティ作りを今からスタートしていきます。

以下では、今後取り入れたい、またはアップデートしていきたい取り組みをお伝えします。


スマホで完結

QRコードもそうですが、100%スマホを持っているという前提で考えています。

パンフレットも、手のひらサイズに変更し、よりシンプルに無駄なく分かりやすく、文字も少なくしたものに切り替えています。


ショート動画を活用

1分程のショート動画ですが、内容をまとめたものを音楽をつけて、わかりやすく発信できるので、YouTubeでも積極的に取り入れています。


主軸を考える

YouTubeなどでも軸をどこに置くかを考えています。

自分たちの軸ではなくお客様の軸を、不動産会社の軸でなく大家さんの軸を、「軸」をどこに置いてどう発信していくかが大切です。


まとめ

近年、ポータルサイトの反響よりも、TikTokからの反響が増えているように、マーケティングの部分が進化しています。

マーケティングモデルも昔と違い、今は興味関心があるとまずSNS上で保存します。

そして、必要に合わせて保存から検索し、レビューを見て購入するという流れに変化しています。

ですので、ソーシャルメディアにしっかりと入れていくことが絶対に必要になってくるのではないでしょうか。


本記事は以下の動画を参考に作成しています。

こちらも是非ご視聴ください↓


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