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残業時間削減も売上は2倍にUP!繁忙期に活躍する『タクシー内見』とは?

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残業時間削減も売上は2倍にUP!繁忙期に活躍する『タクシー内見』とは?

弊社(株式会社クラスコ)は、繁忙期の人手不足解消のためタクシー会社と提携しています。

タクシー運転手が物件まで顧客を送迎し、顧客自身で希望の部屋を見ることができる『タクシー内見』を実施しています。

弊社(株式会社クラスコ)の事例から、タクシー内見のメリットと注意点を解説します。


<目次>
タクシー内見とは?
タクシー内見のメリット
 業務の効率化が図れる
 安全確保ができる
 需要と共有がうまくいく
 成約率が高い
 顧客ニーズに合わせたサービス提供ができる
タクシー内見の注意点
 予約が必要
 物件が管理物件中心である
 タクシー料金がかかる
 運転手が不動産の専門家ではない
まとめ


タクシー内見とは?

タクシー内見とは、新築マンションや分譲住宅、一戸建て住宅などの不動産物件を見学する際に、不動産会社が提供するタクシーで物件まで移動し、内見することです。

社員は同行せず、顧客だけでタクシーに乗り、物件まで移動します。

タクシー運転手は運転のほか、物件のある地域の情報提供や対象物件の開錠と施錠を行います。

タクシー内見を利用することで、時間の節約や効率的な物件見学ができるという利点から、需要が増加しています。


タクシー内見のメリット

タクシー内見は、不動産会社にとってもタクシー会社にとってもメリットがあります。


業務の効率化が図れる

従来の内見方法では、不動産会社の社員が顧客と共に物件を回り、内見を行っていました。

しかし、この方法では内見にかかる時間が長くなってしまうという課題がありました。

一方で、タクシー内見では運転手が物件を案内するため、社員は同行する必要がありません。

そのため、社員は他の業務に専念でき、業務の効率化が図れるというメリットがあります。


安全確保ができる

繁忙期に物件を案内する場合、他部署の社員に応援を頼んだり、短期でアルバイトを雇ったりすることがあります。

運転に不慣れなスタッフや雪道の運転は、交通事故や道路の混雑により安全確保が難しく、顧客に不安を与えてしまいます。

しかし、タクシー運転手は日常的に運転しているため、道路状況や運転技術に慣れており、安全確保ができるというメリットがあります。


需要と共有がうまくいく

特に繁忙期は遠方から来る顧客が多く、中でも日曜の午後に来店と内見が集中するといった傾向があります。

このような時間帯には、近隣地域のタクシーの需要が低く、利用者が少ないため、タクシー会社にも需要が生まれ、お互いに利益を得ることができるというメリットがあります。

このように、タクシー会社との協力により、内見タクシーはより効率的で便利な不動産物件見学の手段として利用できます。


成約率が高い

弊社(株式会社クラスコ)では、タクシー内見を利用した顧客からの成約率は、社員が内見を実施した際と比べて2%ほど高いという成果が出ました。

これは、タクシー運転手が提供する情報やサービスが、顧客の満足度や信頼度につながるためです。


顧客ニーズに合わせたサービス提供ができる

タクシー運転手が提供する情報やサービスには、顧客ニーズに合わせたものが含まれる場合があります。

例えば、物件周辺の交通状況や周辺施設の情報など、タクシー運転手だからこそ知っている情報を聞くことができるため、顧客は物件選びの参考にすることができます。


タクシー内見の注意点

タクシー内見は多くのメリットがある一方で、注意しなければならないことも存在します。


予約が必要

タクシー内見を利用するには、事前に予約が必要です。

弊社(株式会社クラスコ)では、現在2社のタクシー会社と提携し、基本的には内見前日までに店舗ごとに店長の裁量で予約を入れることができます。

だたし、当日でも電話で確認し、時間が合えば利用可能です。


物件が管理物件中心である

タクシー内見で内見可能な物件は、管理物件が中心であるため、自由に内見できる物件には限りがあります。

また、タクシー会社に鍵を預けることに抵抗がある管理会社も存在するため、内見できる物件が限られることがあります。


タクシー料金がかかる

タクシー内見を利用する場合、タクシー料金が発生します。

一回あたり平均で3000円ほどかかるタクシー料金は、弊社(株式会社クラスコ)で店舗ごとに負担しています。


運転手が不動産の専門家ではない

タクシー内見で同行する運転手は、不動産の専門家ではありません。

物件のある地域の情報提供や対象物件の開錠と施錠を行うことはできますが、不動産に関する詳しい情報は営業担当者から聞く必要があります。


まとめ

弊社(株式会社クラスコ)で、『タクシー内見』を導入した結果、社員の月平均の残業時間は2013年の56時間から2021年には22時間へと61%減少しつつも、賃貸仲介事業の売り上げは2倍となりました。

また、顧客からは「タクシーを手配してもらえることがうれしい」と好評で、内見からの成約率は54%と、社員が内見を実施した際と比べ2%ほど高いという結果も出ています。

今後の繁忙期に向けて、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?


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