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ナレッジマネジメントとは?知識共有で組織強化を図る

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不動産会社こそ注目すべきナレッジマネジメントとは!?

不動産会社の発展を目的とし、ナレッジマネジメントによる成功例を今月の月イチ!SWITCHにて共有させていただきました。

今回は不動産会社に山積する業務を効率的に進行させるナレッジマネジメントについて、今回のセミナーに登場したおすすめの不動産テックと共にご紹介します。


〈目次〉


不動産会社が抱える課題
ナレッジマネジメントとは
不動産会社の業務効率化に役立つ不動産テック
 ー賃貸管理Webマニュアルちんたいちょう
 ーEラーニングの達人きょういくん
イベントによる意識改革
参加企業様の声
まとめ


不動産会社が抱える課題

不動産会社では営業から賃貸管理まで幅広い分野に及ぶ業務があり、それらの効率化が重要なタスクとなっていることと思います。

また、そのような中で毎日働くためには、スタッフのモチベーションを高く保ち続ける必要があります。

そのためにも、スタッフの負担を少しでも減らすことが大切です。


業務が多岐にわたる不動産会社では、以下の課題が山積みになっています。

・その人に聞かないとわからない仕事が多い
・その人がいないと会社が回らない
・退職者が出ると部署は混乱する
・人が育たない
・教える人によって教育内容にばらつきがある
・教える側の負担は大きいが、育成効果が薄い
・社員研修できる人材が少ない
・毎年同じ内容の研修を行っており無駄を感じる
・何度教えても身につかない

これらの課題を解決するために重要なのが、ナレッジマネジメントです。


ナレッジマネジメントとは

新しいナレッジ(知識)を学ぶことは刃を研ぐようなものです。

刃を研いで何かを切るための準備をすることで、実際に業務に落とし込んだときに生産性を上げることに繋がるのです。

ナレッジの蓄積は、業務が多く人の入れ替わりが激しい不動産会社には非常に効果的です。

変化をもたらすために必要な時間と困難度変化をもたらすために必要な時間と困難度 

上図に示されているように、集団行動を行う際には知識というものが一番の要となります。

知識を身につけている人ほど周りに必要とされ、会社をより良くしていくのです。


そもそも、知識には「暗黙知」と「形式知」があります。

ナレッジマネジメントとは自分たちの持っているノウハウ(暗黙知)を形式知に変えて、共有していくことです。

この共有の段階においてWebマニュアルを導入することで、簡単に個人のナレッジを格納することができ、組織全体を成長させて強化することができるのです。

Webマニュアルの活用によりナレッジの言語化・図式化・動画化が同時に可能となり、誰にでも簡単にアクセスすることができるシステムの構築が実現します。

ナレッジマネジメントのシステムナレッジマネジメントのシステム 

つまりナレッジマネジメントによって、スタッフの小さな疑問の解決から新入社員の教育までが可能となり、会社の強化が実現するのです。


不動産会社の業務効率化に役立つ不動産テック

不動産会社には様々な業務があり、個人個人で学びたい知識が異なることがほとんどです。

そこで、個人のナレッジやノウハウをWebマニュアルやEラーニングを活用して格納することで好きなものを好きなときに学ぶことができ、不動産業務の効率化に繋がるのです。

このようにナレッジの格納や共有に役立つ不動産テックを2つご紹介します。


ー賃貸管理Webマニュアルちんたいちょう

「賃貸管理Webマニュアルちんたいちょう」は、個人が持っているナレッジをWeb上のマニュアルに簡単に格納できる不動産テックです。

クレーム対応マニュアルや帳票サンプルなどを作成でき、経験に関係なくお客様対応を始めとする業務を行える実践的なマニュアルです。

また、スマートフォンやPC・iPadからもアクセス可能であるため、現地へ行っているスタッフもその場ですぐに気になったことを確認することができます。

Webマニュアルの利点Webマニュアルの利点 

このちんたいちょうを利用したことで、当社(株式会社クラスコ)では案件の再発率が38%減少しました。

また、お客様から「上司を出して欲しい」と言われてしまうエスカレーション率は64%削減されました。


ーEラーニングの達人きょういくん

「Eラーニングの達人きょういくん」は賃貸仲介、賃貸管理、不動産売買、不動産投資、資産活用、相続対策など不動産会社に特化したEラーニングシステムです。

こちらもスマートフォンやタブレット、PCからどこでも受講可能なので、空き時間を有効活用して学習できます。

収録コンテンツは1,000を超えており、現在も続々と更新中です。

Eラーニング内のコンテンツEラーニング内のコンテンツ 


さらに、スタッフの理解度に合わせて何度でも繰り返し学習が可能で、受講後はテストでの理解度チェックも用意しています。

スタッフのレベルや配属部署に応じて必須授業の設計ができるため、従業員一人一人が自分に必要なスキルを確実に学ぶことができます。

Eラーニングによる学習は講義よりも定着しやすく、新入社員研修をこれまで多かったリアルでの講義からEラーニングに切り替える会社も増えています。

学習定着率の比較学習定着率の比較 

これにより学習定着率のアップも実現し、ナレッジマネジメントには非常に効果的な不動産テックです。


イベントによる意識改革

当社ではナレッジを共有する社内イベントを開催しており、これによって自分は重要な人物だというスタッフの自己肯定感を高めています。

人は、誰しも自分を重要な人物であると思いたい生き物なので、スタッフが前向きに取り組めるようにイベントを通して徹底的に称賛することも必要です。


当社では「クラデミーアワード」というその年に取り組んだ業務改善に繋がる施策をプレゼンするイベントを、毎年開催しています。

業務改善に繋がるイベント業務改善に繋がるイベント 

オープニングムービーから拘っており、出場者も参加者も楽しめるようにエンターテインメント化を図っています。

このようにイベントとして楽しむことで、良い仕事を共有しつつ、さらに業務改善を行っていこうというモチベーションを生み出すことにも繋がっているのです。


参加企業様の声

今回の月イチ!SWITCHに参加していただいた企業様からの声をご紹介します。

【今回のイベントは参考になりましたか?】

イベントの満足度についてイベントの満足度について 

【印象に残った内容、感想などのご記入をお願い致します。】

・まず「ナレッジマネジメント」自体が初めて聞く言葉で、説明を聞いていてなるほどなと思う部分が多かったです。

・当社でも取組みの共有を行うイベントを実施しておりますが、クラデミーアワードの事例をお聞きして改善点を見つけることができました。

・インプットからのアウトプットの流れの中で、色々な順を追って落とし込んでいくのが重要なのではと感じました。 アワードも合わせながら上手く運用してみたいと思いました。

・インプットする機会があっても、アウトプットする機会は案外少ないので、その辺りを意識的に社内でも取り入れていきたいと思いました。

情報を共有化して無駄を省く事や教育レベルのバラつきを無くす事が重要だと感じました。人によって言っている事が違い新人や経験が少ない社員にとって混乱する事案が多いので、参考になりました。

など、ありがたい言葉を多く頂きました。


まとめ

課題が山積みになっている不動産会社にとって、ナレッジマネジメントは欠かせません。

これまで蓄積してきたナレッジやノウハウを不動産テックを活用してスタッフ間で共有することで、経験によるスキルの差はなくなっていきます。

オンライン化が進むこの時代に、WebマニュアルやEラーニングを活用したナレッジマネジメントを導入してみてはいかがでしょうか?


来月もこの月イチ!SWITCHを開催いたしますので、是非ご参加ください!


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