リノベーションで社員の意識改革!
2020.09.03
現在あらゆる業界で非対面化が浸透してきており、アフターコロナでは不動産業界も大きく変わることが予想されます。
今回は、その中でもアフターコロナの不動産賃貸業界に不動産テックがどれほど入り込んでくるのかについてお話します。
コロナ禍をめぐる賃貸住宅業界では明暗が分かれています。
好調なのはその稼働率と家賃水準です。
賃貸マンションや高齢者住宅を多数保有するREIT(不動産投資信託)の大和証券リビング投資法人が発表した2020年3月期決算によると、保有する賃貸住宅の稼働率は今年3月~4月時点で98.6%です。
賃貸住宅は本来、オフィスや商業施設といったほかの不動産と比べて不況に強いです。
実際に今回のコロナ禍でも「STAY HOME」が謳われ、住宅とそこでの快適さが必要不可欠となりました。
しかしここで苦境に直面したのが賃貸仲介業者です。
その理由はコロナ禍で外出が自粛された結果、入居者が退去せずそのまま住み続けることを選択するケースが増えているためです。
大手家賃保証会社のCasaによれば、賃貸住宅への入居申込み状況は前年同月比で今年3月は80%、4月には55%まで落ち込みました。
また、不動産情報検索サイト「ホームズ」を運営するライフルが5月に行った調査によると、賃貸仲介業者の7割以上が新型コロナウイルスの影響で来店客や内見が減少していると答えました。
このまま感染拡大の影響が長引けば、足元では安泰である賃貸住宅の家賃においても滞納が増加しかねません。
今後もしばらく苦しい状況は続くと思われます。
コロナ禍での営業を経て、賃貸仲介業の仕組みや営業スタイルは大きく変わったことと思います。
そこで、アフターコロナの賃貸仲介ビジネスにおいて強化すべきポイントを考えてみます。
賃貸仲介業者がアフターコロナで重点をおくべきポイントは以下の3つです。
新型コロナウイルスの感染拡大が収まったとしても、現在加速しているオンライン化の波はさらに加速していくと思われます。
お部屋の提案から内見、契約までの賃貸仲介業務の全てをオンライン上で非対面の状態で行うことも当たり前になってくることが予想されます。
ここで不可欠となるのが、不動産テックの活用です。
以前から年々増加してきていた不動産テックが、コロナ禍には物凄い勢いで注目されました。
アフターコロナにおいて、不動産テックの活用が不可欠だとお話しさせていただきました。
そこで、上記の3つのポイントについて、役立つ不動産テックをご紹介します。
賃貸仲介業務においてもビデオ会議ツールをスムーズに使いこなす、ストリートビューや物件のVRコンテンツを用いて室内や周辺環境をオンラインでスムーズに案内する、顧客とのやりとりはCRM(顧客管理)ソフトに記録するなど、これまでとは異なる接客・営業スキルが必要となります。
また、顧客がいつメッセージを開封したか、物件のVRコンテンツをどのようにみているかなどのオンライン行動分析はより重要性が増すことになります。
オンラインでの接客において、お部屋の魅力を高め、実際に内見しているようにバーチャルツアーを行える不動産テックが「Nodal View」です。
このNodal Viewはスマートフォンで誰でも簡単に撮影が可能であり、賃貸仲介会社でもプロ並みのクオリティに仕上がります。
Nodal Viewの使用手順
また、LIVE機能を使えば、世界中どこにいてもLIVE機能でつながった全ての端末で1つのバーチャルツアーを同時に操作できるため、実際の内見と変わりなく同じ物件を見ながら接客ができます。
分析ツールを活用すれば、内見者の詳しい情報を分析してくれます。
Nodal Viewの分析手順
Nodal View公式サイトはこちら
消費者のお部屋探しがオンラインにシフトすることで、店舗の立地の重要性は相対的に下がる一方でオンラインでの情報提供、ブランディングの重要性が相対的に高まります。
自社HPの情報量、VRや動画などのリッチなコンテンツのみならず、顧客の目を引いて多くの賃貸仲介会社の中から選ばれるためには、ブランド、デザイン(UX/UI)、品質や表現力が必要となります。
ブランディングの強化を手助けする不動産テックが、「CIジョー」です。
CIジョーはCI(コーポレート・アイデンティティ)を導入することで、企業コンセプトやVISION、行動規範などを言語化し、 企業のアイデンティティを構築、ヴィジュアル化し、企業価値を最大化するサービスです。
そもそもCIには以下の3つの役割があります。
これらを実現し、オンラインでも多くのお客様の目に留まる賃貸仲介会社を目指すことが大切です。
不動産テックのCIジョーを導入することで以下のような効果を得ることができます。
CIジョー導入の10の効果
詳しくは公式サイトをご覧ください。
CIジョー公式サイトはこちら
▶︎https://retech-network.com/cijoe/
リモートワークの広がりと家の中で過ごす時間が増えることによって、消費者のお部屋探しの基準が変化しています。
これまで通勤の利便性という観点から重視されていた、物件の所在駅や駅徒歩の重要性は相対的に下がり、室内の快適性、家具などのインテリア、ネット環境を含めた設備の充実、公園や自然などの周辺環境の重要性が相対的に上がってきます。
そのような市場の変化を踏まえたオーナー向け、顧客向けの提案力が求められます。
長時間でも自宅で過ごしたくなるお部屋作りには、自分のお気に入りのお部屋に住むことがかなり大事になってきます。
不動産テック「リノッタ」では、新しいリノベーションのデザインをどんどん追加しており、コンセプトを付けて独自性を持たせたお部屋もあります。
以前と比べリモートワークが増えるであろうアフターコロナでは、リノベーションの導入も効果的です。
不動産テック「リノッタ」
リノッタ公式サイトはこちら
外出自粛を経験したことでリモートワークが広がり、人の仕事の仕方というものが大きく変わり始めています。
また、家の在り方というものも変化すると考えられます。
賃貸仲介会社はお客様がどのような環境を望んでいるのか、常に知っておくことが何よりも止められるのです。
そこに不動産テックを組み込むことで、より簡単により効率よく接客をすることが可能となります。
不動産テックのTATSUJIN
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