
賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
月イチスイッチがリニューアル!
毎週火曜日配信となった月イチスイッチ。
前回に引続き、今回はオフィスデザイン秘話、3rdWeek〜4thWeekを一気にご紹介。
オフィスデザインについて語り合うスペシャル対談、さらに、オフィスデザインに成功した3社の代表が大集結したスペシャルインタビューまで余すことなくお伝えします!
・賃貸の仲介店舗にYouTubeスタジオ設置?
・今まで営業マンがしていた説明を全て動画化!
・今どきの賃貸仲介店舗のあり方とは。
コロナ禍の今だからこそできるオフィス設計について余すことなく解説しています。
代表小村(左)デザイナー武部(右)
代表小村
賃貸店舗のカウンターに置いてあるパソコンモニターでは小さすぎるかもしれませんね。
VRで内見するには小さすぎますね。
お部屋は広いのに、パソコンのモニターは小さいのでスケール感も違います。
65型くらいのモニターで見ることができるといいですね。
映画のシアターのようなブースで見ることができれば面白いですね。
やっぱり、賃貸店舗に訪れて1件1件回ると、お客様も疲れますし、わからなくなってしまうんですよ。
お客様にとってもよくないですし、私たち不動産スタッフも、何件も案内に行って決まらないと時間も浪費してしますので、いかにバーチャルを使いながら顧客体験を上げて行けるかということですね。
改装の繰り返しになりそうです。
この間お話を聞いた埼玉県の会社は、「不動産テックあんないと」を使って物件の案内動画を作成する際に、編集なしで撮影したそうです。
というのも、編集はいいと思いがちなのですが、空間が途切れてしまうのです。
例えば、玄関から入ってリビングに行きます、途中で途切れて違うお部屋に行ってしまうと、どう繋がっているのか分からなくなり、空間認識できないのです。
あとはよくありがちなのは、バックミュージックをつけることです。
バックミュージックをつけてしまうと、うるさいのかうるさくないのか、外から音の聞こえ方、騒音が消されてしまうのです。
ワンオペレーションで撮影すること、バックミュージックをつけなければ編集の手間もなくなりますし、お客様も空間認識しやすい、これを愚直にされた会社の反響数がコロナ禍で150%だったそうです。
デザイナー武部
異業種を見ても「お客様にさせるのは失礼かな。」という業界もあったと思うのですが、お客様セルフのオペレーションの部分というのは増えてきていますよね。
新幹線や飛行機も、機械で座席を選べますし、ホテルなどはスタッフがいても機械で受付を行うところが増えていますね。
当然、人がいいという方もいらっしゃいますが、仕組みになっていたら自分でやりたい方も多いのではないかと思います。
不動産会社は対人がほとんどでしたから、これからの店舗づくりのヒントになったのではないでしょうか。
代表小村
あと店舗でのこだわりとすれば、不動産会社って基本的に紙じゃないですか、何でも。
それをデジタルサイネージ、動画にしてますので、サーバーに動画を上げると一気に変わるので、切り替えも必要ありません。
不動産会社の張り紙といえば傾いていたり、押しピンが取れていたり、湿気でボコボコになっていたり、センスのないポップを作ってしまったりオペレーションが非常に煩雑になります。
あまりイメージがよくないですがVITRINEMEDIA(光る看板)に関してはイメージですよね、プロモーションです。
ワクワク感の演出ですとか、厳選されたキャッチコピーで惹きつけています。
関連記事▶︎LEDパネルVITRINE MEDIAの導入を開始
こだわりが詰まったクラスコ銀座オフィス
埋め込まれているiPad
代表小村
クラスコ銀座オフィスは、3年前くらいですか。
元々は、共有スペースで狭いオフィスでした。
自分たちだけのオフィスに移りたいということ、そこでセミナーとかもしたいということである程度広さのある場所を探しました。
たまたま、いい物件があり、即決しました。
申し込みが1番手だったにも関わらず、借りれるかわかりませんという強気の返答でしたね。
東京ってそうなんだと思ったのを覚えています。(笑)
デザイナー武部
最初のオフィスよりは広いのですが、場所が東京の銀座ということもありそこまでの大きさはありませんが、お客様を接客する場所と事務スペース、あとは機能としてセミナーをしたり、スタジオ的な機能があるのでここも部屋で間仕切りをするというよりはカーテンでどんな形にでもできるようなシステムで作りました。
棚も左右にスライドできるので壁にプロジェクターを写せますし、ギャラリーのように使うことも可能です。
VITRINEMEDIAの銀座ギャラリーとしても機能しています。
代表小村
銀座オフィスはカメラも天井からHDMIで這わせていていつでも配信ができるようになっています。
スイッチャーも置いていて、配線も整備しているので撮影していつでも配信できます。
YouTubeスタジオとしても機能しています。
オフィス兼スタジオですね。
コロナもあり最近はできていませんが、毎月セミナーをして立食パーティーをすることも多かったです。
イベントもセミナーもパーティーも商談もできるオフィスです。
オフィスはオペレーションシステムです。
何を求めるかによってオフィスのデザインや配置も変わってきます。
変えていかなければいけません。
コモデティ化している中、採用難で困っている不動産会社も多いですが、機能的にただ単順にお客様を仲介するだけでは、採用力は上がりません。
オフィスにデザインを取り入れ、会社をアピールし、働き手に魅力を伝える工夫をしましょう。
変化を続ける不動産会社
Q.経営者としてのオフィスデザイン強化での狙い
この30年の中で経営の部分ではとても成長しました。
中身は変わっているんだけど、外身の部分を含めて店舗は全く変わっていなかったので変わり続ける会社をアピールしたいというのがありました。
あとは私の代になり、一つの区切りなので他の不動産会社との違いを打ち出したいというので、店舗デザインの強化に取り組みました。
Q,オフィスデザインで工夫したこと、ポイント
自分たちの持っている技術をブレないコンセプトとして出していこうと思いました。
STK本店はデジタルサイネージとか、リノッタもかなり参考にしています。
次に手掛けたところについては、職人技術や古材を使用したり、簡易的なリノベーションではできないような手の込んだ工夫をしています。
もう一つの店舗については、これからVITRINE MEDIAを使っていこうと思っています。
Q,採用活動への影響
ブランド力を向上したり、店舗をリニューアルすることで面接の時にSTKを知ってますと来ていただ来ますし、採用の部分で悩んだ時などに、「STKなら安心だよ」とご両親から言っていたき、選んでいただいたこともあります。
そう言った意味ではデザインはすごく大事だと思いますし、ブランド強化をはかっていきたいと思っています。
不動産会社×コワーキングスペース
Q,店舗デザインへのこだわりはありますか。
大きくいうと二つあります。
一つは従業員、もう一つはお客様です。
従業員で言うと、「こういう会社で働きたい!」というのは持っていて欲しいと思います。
そういう意味では店舗や働く場所が綺麗だといいなと思っています。
比較的若いお客様が多いので、若いエンドユーザーに向けた店舗作りも意識しました。
Q,デザインを強化しようと思った狙いや背景
元々、店舗を拡大しようと思っていたの、店舗の移動が必要でした。
そして、今の場所を見つけたのですが、本社と店舗にするには大きすぎました。
そこでコワーキングスペースにしようと思いました。
コワーキングスペースへの需要に確信もあったので悩みませんでした。
コワーキングスペースにして、不動産以外での来客数も増えたので、そういう意味では見られている感覚が強くなるので、より綺麗に整頓しますね。
Q,不動産会社に見られないメリット、デメリット(外観)
古い人間なので、不動産屋だともっと分かるようにした方がいいのではないかという部分もありました。
実際はそんな心配もなく、お部屋を探している人は来店してくれます。
お客様の希望賃料の予算の相場は、若干上がったように思います。
Q,オフィスデザインでの他の効果
お客様は自分の好きなデザインの中で、接客してお部屋が決まると、いい口コミを書いてくれるんです。
「こんなところでお部屋を決めました。」という自慢をしてくれます。
共感をうまく使えている気がしています。
あとは、自分が綺麗なオフィスで働いていると、綺麗にしなきゃという思いもあるのではないでしょうか。
そういう気持ちも大切だと思います。
魅力的なエントランスで脱不動産会社
Q,オフィスデザイン強化の狙い
大きく二つあります。
一つは、今いる社員とこれから入社してくる未来の社員に、憧れを感じられる職場環境、自己肯定感を高めるような、プライドを持っていただけるようなオフィス環境を用意したかったということです。
二つ目は採用力を強化したいという思いがありました。
Q,デザインを強化しようと思ったきっかけは何ですか
不動産業界は憧れの職業の選択肢に、そもそも入りません。
下手をすると、不動産をよく知らない友人に不動産会社に入ったと伝えると、「なんで不動産会社なんかに入ったの」という言い方をされるかもしれません。
それは違うと思いました。
我々は、人々の生活を支えていくインフラビジネスであり、ストックビジネスで安定しているし、クリエイティビティも発揮できるし、面白い仕事なのにそれを表現できている会社が非常に少ないのです。
脱不動産屋をするために、不動産屋らしくないオフィスにしようと決めました。
開放感あるエントランスでとても気に入っています。
モニターは黒で少し重いので、事務作業のスペースは固めて端の方に移動し、社内にはフリーアドレス制も取り入れ、他部署内で交流もできるようにしました。
オフィス内には並行とか、長方形があまりなく、導線なども全部斜めに作り込まれています。
見てて楽しいレイアウトだと思います。
日々の仕事でも必要な多角的に物事を見ることが、必要だと思うんです。
そこを意図的にオフィスに取り込みました、と言えたら格好いいですね。
Q,採用活動での期待
コロナ禍と言うことで、実際にオフィス見学はなく、全てZOOM見学になってしまったのですが、これから楽しみですね。
リクルートチームもとても楽しみにしています。
新卒の子たちも、きっと驚いてくれると思います。
今回、収まりきれなかった対談内容やこぼれ話は、期間限定で公開中です!
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