
賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
OPEN!!CRASCO
年間100社を超える、ベンチマークツアーをオンラインコンテンツとして、毎週配信いたします。
クラスコの進めている様々な取り組み、例えば採用力強化や認知度アップのためのブランディング戦略、不動産物件を再生して価値を上げていくリノベーション事業、さらに満室コンサルティング、不動産実務や賃貸管理実務の業務効率化、生産性向上を進めていく取り組みなどを余すことなくお伝えしていきます。
初回の配信では、社員一人ひとりの生産性を高める基盤構築や、不動産実務を効率化するデジタルシフトの重要性についてお話しています。
ベンチマークツアープレゼンの様子
株式会社クラスコ 昭和38年開業
従業員数 184名
売上 42.4億
店舗 5店舗、満室の窓口、銀座オフィス
クラスコグループ代表 小村典弘
賃貸管理業に従事して20年以上経ち、約8年前に社長交代。
当社のクラスコという社名(2013年に変更)は「暮らす」×「フラスコ」を組み合わせました。
暮らしの様々なサービスを生み出すことを目指しています。
今までは人口増の時代でしたので店舗を出せば売上が上がり、利益が上がっていました。
今は人口が減っている時代、企業の数も減ってきますので、顧客中心に考えてお客様の満足度を上げていく、これが生き残るためには必要です。
賃貸住宅の総数と空室率の増加のグラフ
出典:野村総合研究所
今までも、空室率は右肩上がりでしたが、これから先はさらに角度を上げて空室率が上がっていくと予測されています。
コモディティ化が進む時代の中で生き残る必要があります。
コモディティ化とは、市場参入時に、高付加価値を持っていた商品の市場価値が低下し、一般的な商品になることです。
高付加価値は差別化戦略のひとつで、機能、品質、ブランド力などが挙げられるが、コモディティ化が起こると、これらの特徴が薄れ、消費者にとっての商品選択の基準が市場価格や量に絞られます。
現在、あらゆる産業の中でコモディティ化が起きています。
コモディティ化をした商品は一定の需要は見込めますが、以前のように付加価値で差別化されていないために、市場価値が主な比較対象となるため低価格競争が余儀なくされます。
コモディティ化を抜け出すためにもブランド戦略・本質的な顧客満足が今後の重要課題となります。
モノで溢れる時代、しっかりとお客様に向き合いファンを作り、お客様から選ばれる会社になる必要があると考えております。
顧客満足を高めるにあたって、オーナーにとって一番大切なのは空室提案です。
満足度が高まるのは満室経営しかありません。
今後、会社の未来を作るのは管理拡大、管理受託ということになりますが、通常業務は忙しく、生産性の低い業務が多いことが問題としてあります。
また、働き手の採用が非常に厳しい時代の中、休みが多く残業が少ないモデルを作っていくことが非常に大事だと考えております。
それをするにあたってはパート専任化がとてもいいという結論に至りました。
1人の社員がたくさんの業務を抱えていると、どうしても大事な業務が抜けてしまったり時間が足りません。
ですので、パートに専任で仕事を任せることで、仕事の抜けもなくなります。
分業化してパートに任せるといった方法で、今では全体の3割がパートです。
パートでも社員と変わらず様々な業務ができますので、どんどんお任せしています。
業務改善する中で不動産テックを活用するのは、1番手っ取り早く、劇的に生産性を上げることができます。
デジタルシフトを行うことは、業務改善の基本です。
テクノロジーを活用することによって簡単に業務改善ができるということが現状ありますのでその辺も詳しくお話ししていきます。
オペレーションシステムやノウハウのバージョンアップは会社の資産になっていくと思います。
ハードのものはどんどん資産がなくなりますが、ノウハウやシステムは常に更新していくことで、会社の財産に変わっていくというふうに考えています。
その中で大事な考え方はナレッジマネジメントです。
自分たちのノウハウはeラーニングに格納することで、いつでもどこでも学ぶことができる形にしています。
また、webマニュアルを構築することでスマートフォンでどこでも確認ができ、知識のないスタッフもある程度のところまで標準化してオペレーティングをまわすことができます。
これらがどんどんバージョンアップすることで、会社は生産性が上がり、顧客満足を上げながらお客様のためになるサービスを素早く改善することができると考えています。
経営には大事な3つのポイントがあります。
社員教育、業務フローの改善、オーナー提案です。
この3つをしっかり構築することで好循環が生まれます。
お客様は認知するために、SNSやHP、地元であれば看板などいろいろなところからマルチマーケティングが行われます。
そして、Amazonや楽天などもそうですがレビューを見て判断するケースが非常に多いです。
それにより、より良い顧客満足が重要です。
今までは商品やサービス、広告、キャンペーンに注力すれば良かったのですが、今は、顧客体験をしっかりを作るために、オフィスデザインや接客スタッフ、HP、口コミ、メディア報道、評判など全体的なコントロールが必要です。
顧客満足を創造するには様々な業務改善が必要です。
改善の5ステップ
1、問題の収集
2、問題の根源解明と言語化
3、解決策をデザイン
4、改善実行進捗管理
5、改善完了
約20年前、入社当時は店舗も汚く、全く仕組み化されていませんでした。
店舗も煩雑で、整理整頓が出来ておらず、鍵1つ探すことにも1時間かかっておりました。
そういった中で、原因を解明し改善することを1つ1つ行ってきました。
改善①
整理整頓、清掃、社員教育のスタート
当たり前の部分ではありますが、ここをきちんと行うだけでも業務の生産性が格段と上がります。
また、社員教育はしないと分からないのです。
お客様に対するサービスが何がいいのか悪いのか、教えてもらわないと分からないことが多いです。
改善②
業務分析を行い、再構築
業務のボリュームの大きいものから手をつけ、少しでも改善できれば大きく時間を減らすことが出来ます。
例えば、退去の立ち合いも今ではしなくてもよくなりましたが、できるだけいらない仕事はカットしました。
改善③
商品開発、売りあがる仕組み作り
誰でも売れるような仕組み作りを作っています。
例えば賃貸仲介のスタッフも、以前はベテランばかりでしたが今では入社3年未満が中心です。
しかし、1人の売上の平均が1000万を超えています。
考え方としては、仕組み化し、かつデジタル化を行うこと、これが生産性が最も高くなります。
結果として、売上が2倍、経常利益が4倍になる実績が出ています。
当社のお客様は県内移動が約8割です。
ですので、いかに地場で認知を上げて集客できるかがとても大事だと思っています。
そのための考え方としては、中長期的な視点を持って自社への投資を目指しています。
そうすることで、長期的な利益を得ることができ、ブランド価値の向上が可能です。
会社がより筋肉質になることが実現します。
オープンクラスコ|プレゼン
CIとはコーポレートアイデンティティの略です。
コーポレートアイデンティティとは、企業文化を構築し特性や独自性を統一されたイメージやデザイン、またわかりやすいメッセージで発信し社会と共有することで存在価値を高めていく企業戦略の1つです。
このCIをしっかりと行うことで「理念の統一」「行動の統一」「視覚の統一」ができます。
視覚の統一をするだけでもマーケティング効果が発揮できます。
基礎のCIが整うことで、ブランドプロモーションやサービスのアップデート、顧客体験のアップデートをしていくことが大切です。
そうすることでブランディングがより加速していきます。
常に更新し続けることが重要となります。
これまで対面形式でのイベントやオンラインセミナーを定期的に開催し、 毎回多くの反響をいただいておりました。
しかし昨今の情勢もあり 「コロナ禍で参加したくてもできない」 「なかなか石川県までは行けない」 「業務が立て込んでいて日中の参加が難しい」 というお声を多くいただきました。
そこで、このような不動産会社の皆様の声にお応えして、 より多くの方に、隙間時間を活用して観てもらえるよう、 開催方法を大幅に変更。
より観やすく、内容もより簡潔に、 これまでの3時間程度のオンラインセミナー形式から、 1コマ20分前後の動画として 無料でお届けいたします。
こちらのコンテンツは期間中、いつでもどこでも何度でも視聴可能です。
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