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オフィスデザイン

月イチスイッチがリニューアル!

毎週火曜日配信となった月イチスイッチ。

初回の配信はクリエイティブディレクター武部 光太郎氏を迎え、オフィスデザインについて語り合うスペシャル対談です。

オフィスデザインにはどういった狙いがあるのか、どのような意図があるのか、たっぷり解説していただきました。

1stWeek〜2ndWeekを一気にご紹介します!

<目次>
オフィスデザインの効果
クラスコ代表×インテリアデザイナー
 クラスコ本社オフィスデザイン
 クラスコ店舗のオフィスデザイン
 まとめ


オフィスデザインの効果

まず1つ目にブランド力が上がります。

今、採用が厳しい会社が多いと思いますが、採用力を上げるためにもオフィスデザインは大きく影響します。

また、集客力にも影響しています。

実際に、私たちのオフィスがお客様にとって居心地がよかったり、綺麗なオフィスだということで感動していただいて、Googleの口コミに書いていただくこともあります。

オフィスをデザインすることでより良い顧客体験が口コミとなってお客様に伝わります

そうすることで、集客力の向上にも繋がると考えております。

オフィスデザインによって、採用力、集客力を上げることで、結果としてブランド力が大きく上がって来ることを実感しています。

ブランディングというのはCI(corporate identity)の部分が核にあります。

会社の理念やビジョンをしっかりと言語化する、それだけでなくコピーライティングしてより会社の理念やビジョンが伝わりやすくすることが必要です。

そして、ビジュアル化していく(ロゴやデザイン)こと、それをオフラインで表現する上で大事な部分がオフィスであると考えています。

会社の理念やビジョンを体現していき、顧客体験を作る場所でもあります。

そういった意味でもオフィスはとても大事です。

オフィスにお金を投下することによって、よりブランド価値を上げることができます。


オフィスデザイン対談

クラスコ本社オフィスデザイン

代表小村×デザイナー武部

デザイナー武部

クラスコ店舗の中でも改装の回数が多いのが本社です。

常に改装したい箇所が出てきますね。

それは、時代の変化もありますし、お客様のニーズも変わるので、特にコロナウイルスの流行も大きいかもしれないですね。

元々、ここの本社は釣具屋さんのあった場所で、私の入社前に大規模なリノベーションがありましたね。

最初に私の見た印象は、清潔感があって高級感があって、近未来感もあるなという印象を受けました。

代表小村

最初はそういうイメージでオフィスを作りました。

日本の有名建築家である隈健吾いわく「場所はオペレーションシステムだ。求める内容によって空間は変わるべきだ。」と言っていたのを覚えています。

一番最初の方はオフィスに対しての知識も無かったですし、とにかく綺麗に、高級感を持たせたりそういったものしかオフィスに求めるものがありませんでした。

片山正通さんのプロフェッショナルの仕事術で「片山さんが店舗をデザインすると売上が4倍になる。」という話をしていました。

売上や集客が上がる話もしていまして、本当に大事なんだなと思いました。

そういった知識がないとオフィスにそんなにお金をかけることは考えつかなかったのですが、しっかり作らないと集客にも会社のブランドにも影響するということで一番最初に作り込みました。

デザイナー武部

私も最初にここを訪れた時にすごく綺麗なオフィスだなと思いました。

そこの印象がイマイチだともしかしたら入社していなかったかもしれません。(笑)

集客もそうですし、そこで働いているスタッフのパフォーマンスがいかに発揮できるかというのも店舗づくりの大事な要素かなと思います。

代表小村

元々、ここに本社を構える前は築50年くらいのボロボロのオフィスにいました。

ある不動産会社が改装したということで見に行ったんですよ。

そこに行って、自社に帰った時にびっくりして。(笑)

なんでこんなに汚いオフィスで働いているんだろうと。

とにかく早く引越しして、リニューアルしたいなと思いましたね。

今いるここが見つかって、新築も建てることは出来たのですが、やっぱり今はリノベーションという手法が世の中に求められているので。

それとお客様へのギャラリーというか、ここもリノベーションしたんですということで、体感して欲しかったんです。

デザイナー武部

初めも綺麗なオフィスでしたが、私が入社してからも改装を重ねて、今は自然と木目を取り入れた暖かい雰囲気になりました。

木目一つとっても種類によって高級感があったり、安らぐ木目もあります。

クラスコ本社でいうと安らげるようにイメージしました。

以前は真っ白な壁や天井にガラスの仕切りだったので、とても緊張感がありましたが、デザカベと木目の雰囲気でリラックスできるのではないかと思います。

最近でいうと1階のお客様との接客スペースを改装しました。

市役所のような堅苦しいスペースだったのを、ゆったりと安らげるようにソファに変えて、床のタイルもカーペットに変更しました。

あとは、お客様に手にとって見ていただきたい本や冊子もたくさんありますので、本棚を仕切りとして使用しています。

金沢の「サグラダファミリア」だと言いましたが、また変更すると思っていますので、固定の仕切りは作らずに、いつでも自由に変更できる作りにしました。

それだけフレキシブルに使っていただきたいです。

お部屋を借りるとなると、かっちりしたというか構えて来店されるお客様もいると思うので、少しでもリラックスして楽しんでいただけるように演出したいと思いました。

代表小村

実際に、口コミにも店舗が綺麗だとかをよく書き込んでいただいています。

よく言われるのは「不動産会社じゃないみたい。」と。


クラスコ各店舗のオフィスデザイン

デザイナー武部

コロナウイルスの流行で店舗のあり方もかなり変わってきました。

私たちも模索中ではありますが、世の中では店舗自体いらないのではないか、オンラインで済ませばいいのではないかと言う声も業種によってはあります。

現在も、車が沢山通っていて、人も歩いていますが、やっぱりこのリアルなアピールも大切かなと思います。

ずっとネットだけ見ていて探してもらえるかと言うとなかなか気づいてもらえないところもあると思います。

代表小村

実店舗のあり方は本当に変わってきていますね。

以前、Appleが銀座に期間店を出しましたが、確実に赤字だと思うのです。

そこだけで見ると大赤字なんですが、今なら理解出来ますね。

ブランド力を高めるための店舗で、そこに顧客体験があって会社のイメージを作っていく、そう言った意味合いに変わってくるんでしょうね。

機能的な部分もありますが、そこにブランド価値をより高めていくための店舗。

オフィスもそう、そこで体感したことがクラスコのイメージになりますし、体感したことが全てになってしまうんですよ。

モノあまり時代なので、どこもOSが変わってくるんじゃないかと、そういった意味でブランド価値をより上げるためには店舗を目立たせたりする必要がありますね。

外から何かしらの情報を得て、スマホで検索するとか、オンラインとオフラインを繋げる作業が店舗にも求められますね。

そういった意味では、当社ではVITRINEMEDIA(光る看板)を導入しましたが、やはり目立ちます。

今考えているのは、空きテナントをVITRINEMEDIAを使って光らせて、テナント募集をしようと動いています。

店舗なので、いい場所に空き店舗があるわけなのでそこを光らせていくと圧倒的に目立つのではないかと思います。

VITRINEMEDIAは耐光性も強いので窓際で光を浴びても壊れにくく、不動産業界にもかなり相性がいいのではないかと思います。

以前、パリに一緒に行った時にありましたよね?

デザイナー武部

はい、あの時すでに出会っていたんですね。

パリの不動産会社は格好いいなと言う印象を覚えています。

美しいとかデザイン性が高いことが当たり前に生活の中に入っているんでしょうね。

代表小村

フランスもヨーロッパもそうですが、古い建物こそ昔からあるいい場所に立っているじゃないですか。

立地もありますが、古くても家賃が高くて人気なんですよね。

ヴィンテージに住みたいんですよみんな。

日本は新しいものが好きですが、若い人はメルカリだったり古着だったりが好きな人も多く文化も変わってきましたね。

クラスコ横川店改装前|beforeクラスコ横川店改装前|before 

クラスコ横川店改装後|afterクラスコ横川店改装後|after  


デザイナー武部

あとは不動産会社って入りにくいと思うんです。

銀行のように全てが見えていたらお客様も落ち着かないですし、仲介店舗の作り方として、バックヤードとカウンターの関係性をどうするかはテーマかもしれないですね。

それでいうと工夫したのは「満室の窓口」は、バックヤードとの仕切りを棚とカーテンで仕切るやり方をしてました。

完全に壁で仕切ると狭く感じますが、棚とカーテンなので薄ら人の気配を感じることができるくらいで気にならないですね。

あそこも最初は真っ白な空間だったのですが、少し木目も増やしましてリラックスできる雰囲気になりましたね。

おもてなしセットも準備させていただいているのでカフェみたいと言われることも多いです。

満室の窓口もDIYで作りましたが、クラスコ横川店はほぼDIYで作りました。

業者も入りましたが、スタッフと一緒に塗装しましたね。

面積も広いので、この広さをどうしよか悩みました。

細長く、入り口が真ん中という入りにくさがあったので、どうやってお客様を入れようか悩みました。

賃貸店舗だけでするには広すぎるので、何をしようかということも考えました。

その時に「住まいと暮らしのセレクトショップ」というコンセプトをつけて賃貸だけではなくてインテリアなども扱うことにして、今は、注文住宅のカウイエが入っています。

木目が多いので、モニターが雰囲気に合わないということで、後ろに木のカバーを作りましたね。

すごく古いモニターなのですが、馴染むようになりました。

代表小村

床の木目は長手方向でなく、横に流した理由は何ですか?

デザイナー武部

おっしゃる通り、長手方向に木目を流す方が広く見えるのですがあえて横向きにしました。

まず、十分に広いということと、色幅のあるフローリングは横の方がリズムができるので、歩くときも面白いかなと思いましたね。

フローリングの良さが生きるようにデザインしました。



まとめ

今回、収まりきれなかった対談内容やこぼれ話は、一週間限定で公開中です!

また、簡単なアンケートにお答えいただくと、過去配信動画が全編視聴可能に!

月イチスイッチ限定配信URL→→→https://www.crasco-consul.com/switch-archive


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