
賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
今回は、「人材育成」と「組織マネジメント」にフォーカス。
主体的な社員を育成し、生産性の高い、働きやすい職場」をどう作っていけばいいかがわからない、理想像はあるけれど、社内の改革が進んで行かない、実行できていない、手探りで行っているという企業はとても多いです。
TATSUJIN加盟企業様の中から取り組み事例をピックアップして、ご紹介させていただきます。
「人材育成」と「組織マネジメント」について具体的に説明いたします。
この時代の中で変化をし、生き残るためには人材育成と組織マネジメントがとても重要になります。
DX(デジタルトランスフォーメーション)は最近よく見かける言葉です。
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業が避けて通れないデジタル技術による業務やビジネスの変革です。
企業や組織はデジタルを活用し変化をしていかなければなりません。
ただ変化をするだけではなく、生き残るためには
・徹底的な効率化と利益の向上
・働く環境の整備
・人材の確保と育成
が絶対条件です。
この多様化する社会の中で、改めて言われ始めていることが自立した社員の育成です。
従来の組織では、上司からの指示で現場が動きました。
問題が起きれば、上司に確認し判断を仰ぎます。
従来のマネジメント
①上からのディレクションだけでは限界
②マニュアルでは多種多様な業務に対応が難しい
③一人一人の意識の低下
・指示待ち
・指示されたことを無難にこなす
・チーム意識が希薄
・他部署と仕事のシナジーが出ない
・やらされ感とストレス
私たちの仕事は業務も複雑であり現場で日々、様々なことが起こります。
お客様の要望にスピード感を持って対応しなければいけません。
ですので、一人一人が役割を理解し、主体性のある組織を作ることが重要です。
自律型の組織を作るためにはコアバリューが重要になってきます。
コアバリューとは、企業が最も重要であると考える価値観であり、日々、社員が考え、行動するうえでの指標として定めるものです。
誰が正しいではなく、自分たちで考え動いていく組織を作り出します。
自律型組織
①同じ価値観のもとに判断、行動する
②現場で起こる様々なイレギュラーにも自分たちで考え対応する
③エンゲージメントが高まる
・自分でやりたい気持ちで取り組む
・やらされ感ではなく自主的に行う
・仕事を任されている責任感
・どうすればもっとよくなるか
成功の要因は何?
組織マネジメントをし、成功するためにいかにコミュニケーションが大切かということはデータにも表れています。
コミュニケーションも間違えてしまうとパワハラなどのメンタルダウンに繋がります。
ですので、しっかりとコミュニケーションの段階を踏むことが大切です。
信頼を構築→傾聴→伝える→相互理解があり、コミュニケーションに繋がります。
中でも、土台である信頼の構築はマネジメントの土壌となります。
ベテラン、新人、役員、アルバイト、パートにかかわらずしっかりと信頼関係を構築しましょう。
愛媛県松山市
管理戸数約5,800戸
Q組織マネジメントで意識していることは?
起こった問題に関して行動を叱るように気をつけています。
以前は僕も若かったということもあり、感情的になることもありました。
叱った後に、きちんとコミュニケーションを取れば問題ないと思っていたのですが、若い時の自分を振り返った時に、怒られたことは覚えているです。
腑に落ちない時は、あの時こういう言い方をされて腹が立ったをいうのは思い出すので、そういうことを思うと考えや行動が閉鎖的になるんです。
じゃあ部下も一緒だと思うので、感情的にではなく、客観的事実として行動に指導するようにしています。
Qどのようなコミュニケーションをとっていますか?
リーダー社員に関しては細かく伝えています。
具体的に細かく伝えます。
一般社員に関してはシンプルに、特に理由も言わず、シンプルにコミュニケーションをとっています。
Q人材育成について
eラーニング「きょういくん」でカリキュラムを作成し、まずは視聴してもらいます。
自社のマニュアルも格納しているので、聞かなくてもわかる体制を構築しています。
山梨県甲府市
管理戸数約6,000戸
Q組織マネジメントで意識していることは?
元々、会社が約30年間、先代含めてトップダウンの会社だったので、ボトムアップの組織文化へ改革を行いました。
パートを含む社員からの会社の方針や、会社の価値を高めるサービスと、取り組みに沿ってやりたいことがあればどんな社員からも積極的に意見を取り入れる。
まずやってみるというスタンスで役員含めて取り組んでいます。
Qどのように社員の意見を聞いていますか?
現場での現実的なコミュニケーションを大切にしています。
アナログですが、実際に現場での部分を見ながら話しをしています。
Q幹部社員とのコミュニケーションは?
技術的なことや、専門的なことが多くなりますね。
ある意味、基本的なコミュニケーションだったり、幹部が語れるような環境を作っています。
最近は、配属された部門の幹部以外と関われる組織を別で作ろうとしていますね。
左/エステート住宅産業株式会社 代表取締役社長 古山武史
栃木県宇都宮市
管理戸数約5,000戸
Q組織マネジメントで意識していることは?
会社の運営でいくと、社長は立場上、決断しなくちゃいけないというところで、判断と決断しか求められていないと思っています。
最前線に行っても私は何もできないので、組織図自体を通常はピラミッド型ですが、私は逆ピラミッド型だと言って私が一番下であると。
そしてコマを回り続けるようにするには一番重要ですが、コマの上は現場の人間だと思っています。
その考えからマネジメントをしています。
Qその考え方はいつからですか?
気の合わない上司もいるし、気の合わない部下もいるし、そういう時にどうすればうまく自分も相手も喜んで仕事ができるか考えました。
その時に、トップダウンで言われることが好きではないことに気付きました。
そうすると、組織ってピラミッドは僕には合わないと感じました。
Q計画の進捗会議や社内の会議について
毎月、経営計画検討会がありまして前月の結果を報告する会議があります。
そこで今の状況を必ず確認しています。
その時に改善してもらう内容や新しい取り組みを共有します。
それ以外に毎週月曜日に、一定の役職者だけの役員会議があります。
そこで部署の報告を受けるという感じです。
Q社内の状況把握を理解するために行っていること。
現場を見ないと、マネージャーから受けている報告が正しいかどうかの判断がブレる場合があるんです。
ちょっと失敗していることを役割で言わなかったりするんです。
私はそれを現場で見て聞いているので、進捗具合もわかっているので、報告と違うなというのはたまにあります。
この上司は報告をきちんと受けれないのかな、コミュニケーションがきちんと取れていないのかなというふうに見るようにしています。
スタッフとマネージャーと経営層があったときに、どこで不具合が起きているかを現場で確認しています。
現場が一番なんですよ。
会社が生き残るためには現場が大切なんです。
昔のドラマみたいに、現場で起きているんですよ。
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