賃貸管理でよくあるクレーム・トラブル6選
2020.06.25
毎月開催している「月イチSWITCH」。
初回となった今回は「Google口コミ機能活用で集客UP」と題して、MEO対策や集客力UPの施策について共有させていただきました。
今回は、その後編をご紹介します。
今回は前編でも少し触れさせていただいた、当社が提供するサービス「不動産テックのTATSUJIN」に加盟してくださっている企業様にも集客UPの取り組み成功事例を共有していただきました。
株式会社ブルーボックス様では、物件ポータルサイトのホームズが課金制度を変更して値上がりしたことを受け、脱ポータルを目指しました。
同時に、自社サイトの誘引に力を入れることも課題となりました。
そこで、物件ポータルサイト以外のところで客観的に見てもイメージが良い会社を目指すため、口コミに目を付けました。
ブルーボックス様が行った取り組みは以下の通りです。
Google口コミの評価は、目標を4.1〜4.2と設定はしましたが、特にそこに対する評価制度は作りませんでした。
しかし、他支店の進捗を共有することで、ボトムアップ的に社員が自然と取り組むようになったと言います。
また、お客様は来店する前だけではなく当日道を調べる際にもGoogleマップを見るため、写真を多く頻繁に投稿することで会社の雰囲気や高頻度で情報の更新をしていることが伝わり、イメージアップに繋がります。
口コミに対する返信は、定型フォーマットを4.5パターン用意し、全く同じ返信とならないように工夫されています。
また、悪い口コミは当然であり、良い口コミを増やそうという認識を持つことで、社員のモチベーションも下がらないで続けています。
その結果、この取り組みは来店や反響に明らかに影響しており、来店は取り組み以前より5%アップしています。
このコロナ禍で広告を削減したにもかかわらず来客は増えており、非常にその効果を感じていると言います。
株式会社日本エイジェント様は、ご来店者に何の媒体を見たか聞いたところ、Googleの口コミを見た方が多かったため、口コミの重要さを認識したと言います。
まずは現場でお客様に口コミ登録をお願いするよう声かけを行おうか、というところから始まり、そこで新着の口コミで効果があることを実感したことで本格的に取り組みが始まりました。
株式会社日本エイジェント様で行っている取り組みは以下の通りです
来店に繋げるには新着の口コミがあることがポイントなので、「頻繁にかつ継続的に」取り組むことがとても重要です。
また、幹部ではなく実際に声を掛ける現場のスタッフが、来店・反響にどれだけ直結するのかを認識することも必要となります。
この声掛けがスタッフの負担とならないように、店舗間・スタッフ間での差をなくすため話し合いや共有を行うことで、より良い接客やスタッフのモチベーションアップにも繋がります。
株式会社日本エイジェント様は東京では路面店がないため、飛び込みはほぼなかったようです。
しかし、口コミの評価をあげたことで飛び込みのお客様が10倍以上増加し、口コミが来店動機にも繋がることを実感されたと言います。
ここで、2社様のGoogle口コミに対する取り組みの共通点などをまとめてみます。
〈共通する成果〉
① web集客への強化
2社様とも自社webサイトへの流入強化と脱ポータルを念頭に掲げています。
② 来店数のアップ
空中店舗の不利をカバーし、回遊客層の獲得に成功しています。
③ 従業員の接客レベルアップ、モチベーションアップ
お客様からの反応に直接触れることで意識改革にも繋がりました。
〈活用のポイント〉
① お願いするタイミングは関係性を築いた後
申込み受付時や鍵の引き渡し時が有効です。
② 口コミには必ず返信
低評価もスルーせず、評価のみでコメントがない場合も返信します。また担当を名指しで書き込まれている場合は、その担当から返信します。
③ 店舗間で共有し、活用事例なども共有する
接客レベル向上の意識にも繋がります。
④ 掲載情報を定期的にメンテナンス
動きを見せて、エンドユーザーにアピールすることが重要です。
不動産業界は様々な課題を抱えており、これらを解決するためには変化を恐れないことが何よりも必要となります。
今回ご紹介したGoogle口コミ評価をアップさせる取り組みも、実際に声掛けをするスタッフたちの意識が重要です。
小さなことからコツコツと工夫していくことで会社の評価がアップし、来店や反響に繋がります。
できることから、お客様に対して丁寧に取り組んでいきましょう。
前編の記事はこちら!
▶︎https://retech-network.com/posts/work-knowledge/detail/323
無料会員登録して頂くと、
動画のフルバージョンがご視聴頂けます!
⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎⬇︎